#dynamic_Nagasaki

長崎県をDynamic Nagasakiとして見つめ直します。現在おっさんがちゃんぽん食べ歩いています。乗り物、旅行、自転車、ジョギングも!

2021-01-01から1年間の記事一覧

長崎の夏の風物詩2021 鱧づくし 日本料理 清花和 長崎市 「鱧料理の新境地」

Covid-19下の長崎の食文化 飲食店においても、Covid-19の影響は少なからず、長崎でもみられている。客足は関東における緊急事態制限の影響を受けており、当地での緊急事態宣言の有無に関わらず、本社の所在地によって、社内で発令される自粛要請や制限要請か…

【長崎弁で悩む】 その4 じげもん 長崎市におけるヒエラルヒーの考察を付して

おかみさんはマルチリンガル(?!) おかみさんはすぐに長崎のどこの出身なのかを見抜く。「あんひとは茂木んひとよ」「式見っぽかさねー」などとすぐにわかるらしい。長崎市の辺縁にあるような集落ごとでは、方言が異なるらしく、名詞ですら、他所のものに…

『中華飯店 三吉』街中の演劇ちゃんぽん食堂【長崎でちゃんぽんを巡る】64

電車通り沿いの中華飯店 三吉.. 屋号には疑問符が多くつく 看板には「三吉..」と大書してあり、この「.」が屋号に含まれているのかどうかは議論が必要である。中華飯店とうたっているが、メニュー構成から見ても、中華という項目は見当たらず、このあた…

「ながさき」というところ 分断のながさきを歩く 200記事記念

ヒトは「ながさき」に来るのか? 分断のながさき 200記事投稿によせて 長くにわたりブログの記事を読んでいただいている方、多くのブログ記事を読んでいただいている方はお気付きだと思うが、この「ながさき」という概念はどうも難しい。観光で来るにして…

【長崎弁で悩む】 その3 かずむ ねまる

カズがかずむ おかみさんには、東京帰りの旦那さんがいる。長崎弁というより標準語調の話し方も混じる点では、おかみさんとは話し方が異なり、余所者の筆者からすると興味深いのだ。標準語調の長崎訛りというと、単語は混合され、そこに長崎弁の抑揚や発音が…

『味幸』佐賀との県境のドライブイン食堂【長崎県でちゃんぽんを巡る】67

国道207号線沿いのドライブイン食堂 味幸 長崎県と佐賀県を結ぶ道路には、松浦から唐津方面、諫早から鹿島方面、佐世保や大村から有田や鹿島方面に抜ける国道や県道が細かく張り巡らされており、高速道路の機能を補助する役割がある。それぞれの道路はト…

精霊流しの自粛要請 2021年 ー長崎精霊流しは開催、規模縮小要請ー

長崎 ウィズ・コロナ宣言 Covid-19下で各種イベントごとなどもなくなり、市民と市役所をつなぐ掲示板にも西の果てならではのどこか浮世離れした事柄が載ることもある。6月中旬ごろから張り出された高札には、ついに長崎市スタイルの精霊流しの実質的な自粛…

長崎大水害の日 1982年7月23日 都市における洪水と土石流

水害とながさき 日本各地では、今年も水害が見られ、雨が降るたびに土石流や線状降水帯、氾濫などという、実感を伴わないような単語が聞かれる様になった。7月中旬にはヨーロッパでも河川の氾濫などから洪水の被害が報道されている。今週には中華人民共和国…

【長崎弁で悩む】 その2 さるく

おかみさんはカンボコが好き 長崎一番のカンボコこそが世界一、宇宙一と思って育ったという。カンボコというのは長崎市内ではすり身のもの全般を指し、板付け、ちくわ、あげかんボコと少しずつ細分化されていく。おかみさんの幼少の頃の長崎一番のカンボコは…

大村セントラルホテル 大村市 大村駅至近の便利なビジネスホテル【長崎で泊まる】

大村セントラルホテル 大村駅から徒歩3分、大村駅前のバスターミナルから徒歩2分程度の立地にあるホテルであり、立地としては便利なところにある。繁華街と言えるほどの往来はないものの、長崎市内の人から見ると「大村はやすかぁ」となるような飲み屋さん…

福江港フェリーターミナル 下五島のハブ 【ながさきのみなと】

五島の玄関口 下五島のハブ 福江港 五島は何もないとこと五島出身のマスターはよく言う。現在では、他所からの移住者(島の元々の住民からの呼び名)も増えてきており、あちこちで、どこか面白い試みがみられるのが今の五島である。古くからの居酒屋にも、昔…

『彼杵の荘』くじらちゃんぽん サイクリングの一休みにも【長崎県でちゃんぽんを巡る】66

人気の道の駅、彼杵の荘 彼杵というところは、長崎街道で、嬉野、武雄に抜けていく、峠の入り口の街である。この嬉野に抜けていく、なだらかな峠道は、サイクリングのルートとしても好適である。そこまでキツいものではない登りを、田んぼの間を縫うように上…

『扇屋食堂』大村駅前の昭和の香り漂うちゃんぽん【長崎県でちゃんぽんを巡る】65

大村駅前の食堂 扇屋食堂 大村駅前にはいくつかの食堂や定食屋が並んでおり、国鉄時代以前を偲ばせる駅舎とともに、どこか懐かしい風景を形成してる。大抵こんなところには、長崎県内ではちゃんぽんがあるものである。 確認できる範囲では、扇屋食堂は40年…

『ぎおん本舗 大村』大村寿司とちゃんぽんの取り合わせ【長崎県でちゃんぽんを巡る】63

大村寿司のぎおん本舗でちゃんぽんを頂く おすもうさんの写真やグッズ、場所中のキャンペーンも行われているぎおん本舗である。大村ずしの大きな看板が上がる店であり、バイパスからも視認できる。以前紹介したやまと、梅ヶ枝荘など(あをばは閉店してしまっ…

『八重食堂』大村港湾の大衆食堂のちゃんぽん【長崎県でちゃんぽんを巡る】60

大村の港湾部の大衆食堂 大村には食堂が案外細々と残っており、それも大衆食堂という範疇の店舗があちこちに見られる。中華食堂という部類には入らず、古式床しい、唐揚げ定食や野菜炒め定食といった雰囲気のものがある大衆食堂が多いのも大村の特徴である。…

『角ずし やまと』大村寿司とちゃんぽんの取り合わせ【長崎県でちゃんぽんを巡る】62

おじいさん、おばあさんのファミリーレストラン やまと 長崎空港でも人気の緑色のパッケージの角寿司の有名店である やまとは、実はおじいさん、おばあさんにとってのよそいきのレストランでもあるらしく、ファミリーレストランよろしく、皆が銘々、好きなも…

さよなら ありがとう キハ66 67 6月30日をもって引退

JR 九州 大村線を中心に活躍してきたキハ66 67系気動車の2021年6月末退役が発表された。連日、日本各地からの鉄道ファンで賑わっている。カメラ小僧が各所に出没し、気だるい梅雨期の午後に汗臭く、カメラを抱えた他所からの人々が蠢く様をよく見る…

【長崎弁で悩む】 その1 たく(炊く) 

おかみさんは生粋の長崎まちっこ 「おかみさん」は長崎市の中心地で育ち、コナモンも焼ける人情溢れる方である。オオサカのおばちゃんの様であるが、人柄も舌も言葉も古い長崎の風情があるのである。そんなおかみさんにより、毎週のように長崎弁のプチ講座が…

【「 ちゃんぽん」とは】 その7 長崎市のちゃんぽん屋のチェーン店・姉妹店

長崎でちゃんぽんを巡る その27の附としていた記事だが、なかなかひとところに止まらない雰囲気となりつつあり、連載の項をかえることとした。 長崎市の店の暖簾分け、チェーン形成事情 三八ラーメン よこはま 共楽園 dynamic-nagasaki.hatenablog.com 獅…

雲仙 普賢岳の噴火から30年 その2 がまだすドームとみずなし本陣 水無川下流域を見る

前回の記事では水無川の上流にある地点を紹介した。水無川自体は確かに川のように線状に窪んだ土地となっているものの、平時には水の流れをみず、火山砕屑物の流れたものが見られ、ゴツゴツとした印象を与える。 今回は、より下流で、河口部分に近いがまだす…

雲仙 普賢岳の噴火から30年 その1 大野木場小学校跡地(砂防みらい館) 水無川の上流域の被害を観察

雲仙 普賢岳噴火から30年をむかえて 1991年6月3日、前年11月から噴火活動が続いていた雲仙 普賢岳からの火砕流による犠牲者43名が出た。「定点」と呼ばれた、マスコミ各社が詰めかけた報道陣の観察ポイントや消防団の詰所となっていた北上木場農…

『あたりや食堂』波佐見の居酒屋のちゃんぽん【長崎県でちゃんぽんを巡る】61

波佐見のあたりや食堂 Covid-19下では、夕方以降の大規模な飲み会の予約が入らないのであるから、なかなか厳しい様であるが、昼間にはいつも車が駐車されており、そこそこの繁盛はある様である。 お世辞にはあまり綺麗とは言えないし、大抵の食堂は昔はこう…

『中華料理 太平軒』時津の街中華のちゃんぽん【長崎県でちゃんぽんを巡る】58

時津の太平軒 打ちっぱなしのコンクリートに赤い柱をアクセントとした モダンに見える建物の一階のちゃんぽん屋である。国道206号線から三重・畝刈方面へ抜ける途中となる。ちょうど昼前の訪問であったため、大して混んでいるわけでもなかったが、のちに…

長崎で拌麺(パンメン)を巡る その4 中国菜館 江山楼 タマネギの拌麺

「昔は良かったんだけどね」の江山楼 Covid-19下で、持ち帰りを拡大し、浦上の店舗を閉店とし、本店の近隣の店舗の休業を工面し、さまざまな試行錯誤を繰り返している江山楼である。元々の観光業に焦点を絞って、ちゃんぽんストリートのちゃんぽん屋としてや…

いくつかの切り口から見る出島 その2 −情報とモノだけが行き交う世界−

出島というところ 観光案内のような、特に何があるとかいうことにはこのブログでは触れない。歩いてみての感想をただ書きつけることにしている。前回は出島で見つけたジャワの人々がいかに暮らしているかを想像した。ジャカルタ郊外都市としての長崎市の姿に…

『中華料理 有華飯店』浦上の学生街のちゃんぽん食堂【長崎でちゃんぽんを巡る】57

行列のできる出前の中華食堂 有華飯店 お昼の休憩どきに、Googleの地図で適当に調べて、近くのちゃんぽん屋を探すようにしている。大学や中高のキャンパスが立ち並ぶ文教エリアと住宅街の狭間にポツンと佇むのが有華飯店である。勤務するもの、学生など多く…

長崎市内持ち帰り その2の3 大阪屋浜町(2021年5月版) 特選黒タン塩弁当

※ (2023年2月追記) 医薬品メーカーの人の話を小耳に挟んだのである。現在では、店舗においての直での予約は受けていないが、以下のサイトにて、2営業日前までの注文で、弁当の販売は残っているようである。Covid-19下での、ある意味副産物のようなもので…

『楊家菜房 翠獅庭』 食堂風ちゃんぽんとヌーベルシノワのギャップ【長崎でちゃんぽんを巡る】59

福建由来のちゃんぽんがある香港スタイルの料理店 2016年創業の中華街の店舗である。中島川沿いの慶華園の兄弟に当たり、楊さんの名前が入ってるのもこれによるものである。長崎のちゃんぽんストリートにおいては、建物は最も新しく、モダンな作りという…

閉店した店たち『かたおか』『美有天』『喜楽園』【長崎でちゃんぽんを巡る】56

閉店するちゃんぽん屋 少子高齢化社会を迎えている日本社会の構図は、西の果てでも当てはまるようになっている。代替わり、高齢化などで、事業継承がうまくいかなかったりということがあるようで、次々にちゃんぽん屋は閉店しているのである。このうちのいく…

Covid-19渦の長崎 その5 県独自の緊急事態宣言下の長崎市(2021年5月8日より)

全国的にCovid-19の感染拡大傾向が続いている。何処か二極化が見られ、観光と地元、年齢層、ビジネス利用かなど、客層によって、前回の宣言終了後から店舗間での様相が違ってきていた。前回のものは2月7日に解除、外出自粛要請は21日まで継続とされてい…

プライバシーポリシー