波佐見のあたりや食堂
Covid-19下では、夕方以降の大規模な飲み会の予約が入らないのであるから、なかなか厳しい様であるが、昼間にはいつも車が駐車されており、そこそこの繁盛はある様である。
お世辞にはあまり綺麗とは言えないし、大抵の食堂は昔はこうだったろうというのが通常だが、この様なところでは、選ぶべき料理というものもあるのもわからないものが増えてきているらしい。Googleのレビューなどをみていると、なかなか興味深い世の中になったものである。
あたりやのちゃんぽん
食堂ちゃんぽんである。具材はキャベツ、タマネギ、モヤシ、ニンジン、豚肉、ゲソ、エビ、黒木耳、ナルトのカマボコなどである。キャベツは時期なのだろうか、青いところをふんだんに使用している。ハンペンでなく、カマボコのナルトを使用している。スープは鶏ガラベースで、ここに野菜や海鮮の旨味が出てきているが、とにかく甘い。麺は黄色の唐灰汁弱めの麺である。しっかり焼き目が付いているが、案外野菜の歯触りが残る程度に火が通っている。
ちゃんぽん碗は、居酒屋らしい、黒い、口の開いたものである。
ちゃんぽんとおでんのセットがおすすめと言う。おでんを選び、それをつまみながら、ちゃんぽんを待つ、長崎県らしいスタイルが嬉しい。このおでんもなかなか甘いのだが、東京の人などは驚き、一口で止めてしまうかもしれない。スジもタマゴもダイコンもやはり、この土地らしい。
あたりやの店情報
- 住所:東彼杵郡波佐見町井石郷1976
- 電話番号:0956853634
- 営業時間:11:30 - 14:00 17:00 - 23:00
- 定休日:月曜日