2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧
会楽園 ちゃんぽんストリートにおいて、老舗中の老舗として、観光客の多い店である会楽園である。地元のまちっこは平日昼間にやってくるランチのおばちゃん陣、企業の宴会で上階の宴会場を使用するものがいる程度である。福壽の地元率の高さからすると、道一…
歴史ある興善町の食堂 長崎の由来は、この興善町から旧県庁、それ以前は幕府の奉行所、さらに昔は教会堂が置かれていたという、細長い岬であるという。江戸町にはそれを誇らしげに掲げるプレートがあるが、長崎県民からすると、そんな見るかげもないような名…
そぼろちゃんぽん・五目ちゃんぽん・上ちゃんぽん そぼろちゃんぽんは、ちゃんぽんストリート(通称 長崎中華街)でもよくある、いわゆる特上ちゃんぽん・上ちゃんぽん、五目ちゃんぽんの類である。少し、具のグレードや量が増えるというのが一般的で、ちゃ…
韓国風(?)ちゃんぽんの長崎上陸? 辣(ラー)ちゃんぽんとして、長崎市内でも中華系のルーツの新興の人々の店舗で見られていた紅ちゃんぽんが、ついに老舗のちゃんぽんレストランに登場したのである。筆者は朝鮮半島におけるちゃんぽんはいただいたことが…
平均年齢70代のファミリーレストラン 急峻な坂の西の果て、長崎市においては、高齢者の出てきてたまる場所というのは案外少ない。定食をやっている中華街の店舗か、浜屋のファミリーレストラン程度になり、彼らの勝手知ったる生息領域は喫茶店の閉店やチェ…
味を示す長崎弁 おかみさんは料理屋さんをやっているため、当然、味にはうるさい。盛り付けや刺身と醤油の温度にも細かく指示を出しながら、切り盛りしているのである。細やかな心配りと大胆な心持ちとができるあたりは、どこか長崎のまちっこらしくはないよ…
子供たちにとっての古き良きサセホ文化(仮) 当ブログでは、佐世保の洋食文化・洋酒文化をあわせて、サセホ文化(仮)として扱ってきた。エビフライ、ハンバーグ、ステーキといった、洋食の定番は蜂の家やデパート玉屋の食堂、ポルトの食堂、白ばらでも見かけら…
9月12日を持って政府のまん延防止等重点措置の解除 長崎市と佐世保市において発令されていたまん延防止等重点措置は9月12日を持って解除され、9月13日から長崎県での措置地域の設定は終了する。佐世保市においては、県独自の緊急事態宣言の継続が宣…
現在も公共施設の立ち並ぶ佐世保市稲荷町 佐世保の干尽地区は、1924年の国土地理院の地図においては、射撃場が福石地区に隣接して置かれ、そのさきは佐世保市内の白地図エリアつまり軍事関連施設が置かれていたエリアである。戦後、軍関連の施設は大抵は…
開港450年に浮かれる西の果て より長崎を再考していくシリーズである。長崎市民の「まちっこ」で長崎愛の強い方々は、狂信的に「長崎こそが一番」という信念、いわゆる「長崎中華思想」でいらっしゃるのだが、少し俯瞰的に、この現象を眺めてみるシリーズ…
長崎県における敬語表現 長崎県における敬語表現は地域によって、異なる。大きく県北エリア、県央エリア、県南エリアで異なっている。県北エリアで中心的なのは佐世保弁であるが、平戸弁をベースに、西九州から北九州エリアの方言が混在しているため、佐世保…
長崎歴史文化博物館に残る老舗レストラン銀嶺 銀嶺というと、特に銀嶺という屋号の店もないのに、銀嶺の名を冠したビルが崇福寺通りと寺町通り、本古川通り(旧かんぎん通り)、鍛冶市通りの交差点の隅に建っている。この交差点は長崎市内でも珍しいスクラン…
チェックインまで 五島福江の街中に位置するコンネホテルであるが、立地は大変よく、商店街からも徒歩2分程度の位置にある。向かいには十八親和銀行の裏口が見えるほどのところにあり、便利である。 コンネホテルのエントランス 駐車場は第一第二とあるが、…
長崎弁の発声され方 おかみさんと話していると、長崎弁における独特の発音に気づく。おかみさんは標準語を喋ろうとしても、長崎弁のイントネーションで標準語+長崎弁のセンテンスを紡ぎ出していくため、これは長崎弁ですヨとなってしまうのである。一生懸命…