2021-01-01から1年間の記事一覧
世界におけるスコットランド人 当時全世界を股にかけたのはイングランド人というよりはスコットランド人の方が目立つのだが、案外現代のスコットランドの人々はそれを知らない。また、イギリス人(いわゆるBritishと呼ばれる)にとってはスコットランド人が…
福江港フェリーターミナルの唯一の飲食店 館内各所にメニューが張り出されているのであるから、皆が気がついているであろうが、どちらかといえば、ビジネス利用の出張やトラック運転士などの利用が多いように見える。ターミナルビルの外観からは見えるものの…
沖合に展開して出来た県北離島向けのターミナル もともと佐世保市における県北のターミナルは魚市と同様、万津(よろづ)町に位置していた。かつての卸問屋、漁具専門店、物流業者の並んでいるのはそのためで、道の幅などは古い時代に整備された名残である。…
来々軒 1959年創業という福江の中心部でも数少ないラーメン食堂である。二代目まで店が続いているなどというのは、やはり福江だからだろうか。長崎市内では見られないような傾向の店が多いのである。食堂であるから、一般的なランチメニューも扱っている…
五島と長崎を結ぶメインライン 五島と長崎を結ぶ交通路は、離島ということだけあって、海路か空路ということになる。以前紹介した空路に続いて、今回はメインラインの九州商船のフェリーを記事とした。Coivd-19下でも新造フェリーが多く見られる中での、 dyn…
長崎空港でちゃんぽん 長崎のメインの空港である長崎空港であるが、ここにもちゃんぽんを提供するちゃんぽん屋がある。この空港を利用するものは長崎県の南部エリアに住むものが多く、佐世保市などの県北に住むものは福岡空港を利用する場合がある。これは空…
郷ノ浦の町 郷ノ浦は壱岐島でも一番人の集まっている集落である。なだらかな壱岐島にあっても、港周辺だけは切り立ったところであるのは、入江の深さなどによるのだろう。勝本なども急な坂を下って港へ到着する。 アーチ橋梁より海側に位置する郷ノ浦港ター…
長崎空港の食事の思い出 小さい頃から帰省などで長崎空港を利用してきた。空港パン、五島うどんなどは馴染みのあるものであった。かつての長崎空港の食事事情を少しばかりまず書き記そうと思う。 今のスターバックスのあるところには元々は喫茶スペースがあ…
諫早駅の古くからの食堂 1926年に創業という、諫早でも老舗となる食堂であり、かつては諫早駅の前の道路に面して、角のところに建っていたが、諫早駅の新幹線駅建設に伴い、駅前の再開発が行われており、諫早駅の構内に移転することとなった。一階の飲食店街…
危険な交通事情の長崎市 前回記事を書いて、そういえば、こんなこともあったと、探し出したのが以下のツイート。 さすがDJN。。。軽自動車を幅寄せして、バス車体と歩道の縁石の間に嵌めた。。。自転車などの二輪車に幅寄せしていく運転手もいますから。未開…
全国で活躍する五島の人々 案外といっては失礼なのだが、島原や五島の人々は日本各地で活躍している。ヤクルトの松園尚巳氏は五島の三井楽の出身であるが、スワローズのオーナーでもあり、一時期には長崎新聞社の社長になった。その頃に持ち込まれた1931年式…
長崎街道を自転車で行く 長崎街道は、江戸時代、日本における砂糖の道であったとされる。本州との接点であった小倉藩の小倉の町から飯塚、筑紫野、鳥栖、佐賀、武雄、嬉野ときて、そこから現在の長崎県内の彼杵、大村(松原・大村)、諫早、長崎(矢上、日見…
福江の大波止 大波止というのはどこかロマンのある響きである。長崎市における大波止はあまり大した響きでないことを感じるのだが、波止場から来る遠いところへ行けそうな言葉の響きが旅情を掻き立てる。福江にも大波止がある。 石田城址の海側に沖合展開し…
長崎といえば。。。 ちゃんぽん 皿うどん カステラ 長崎といえば、ちゃんぽん、皿うどん、カステラでしょうと言われる。これは、長崎市に限ったことでなく、長崎県全域での他県からの思い込みである。観光といっても、長崎市に来て、これら、旅行会社が売り…
定番の蜂の家 かつては四ヶ町の夜店通りのどんづまり、ライオンビルの並びに位置し、かつての赤い風船のケーキ店のあったビルの隣に建っていた。それらはもうなくなり、蜂の家は三ヶ町に移ってきた。かつては「コーヒーの店 蜂の家」と看板が掲げられた、茶…
五島の宝来軒 地図を見ればわかるように徒歩で福江の市街地へ向かう際に島で初めて見る建物になる。赤の板を見ると、五島に来てまで、またちゃんぽんかと思う向きもあるだろうが、五島もしも五島となると長崎文化圏であるから、やはりうどんではなく、ちゃん…
ひと・ものをさす言葉にご注意を 長崎弁を話す人々の間では、特に近しい間柄の人たちで「わいわ(は)さー」「おいんとこノー」とやってるわけである。ある時、おかみさんに旦那さんが「わいわさー」とやっていて、話が見えてこなくて、なんで旦那さんがそれ…
福江島 サイクリングコース 朝からちょっと北の方へ足を伸ばして、ランチを市街地でいただいて、午後は鬼岳を一周などと、軽く考えられるようなコースどりを三つ連載していく。上級者になれば、五島一周コースを全て回ると111km程度になり、そこそこ満足…
問屋街から市場、飲み屋の並ぶ銅座町のちゃんぽん食堂 長崎市の中心部においては銅座・思案橋と言われるくらい、ひとまとめにされている繁華街がある。これには大抵、船大工町・本石灰町(もとしっくいまち)も入っているのだが、大抵、銅座思案橋と呼ばれる…
リノベーション済みの上五島のホテル 上五島において、ホテルの問題は大きかったのである。サンライズ青方は記事にしていないものの、ビジネスホテルとしては本土に比べるとかなりファシリティ面でも落ちるものであったし、特に夕食の用意が大変なのが上五島…
福江島 サイクリングコース 朝からちょっと北の方へ足を伸ばして、ランチを市街地でいただいて、午後は鬼岳を一周などと、軽く考えられるようなコースどりを三つ連載していく。上級者になれば、五島一周コースを全て回ると111km程度になり、そこそこ満足…
長崎県立体育館横のちゃんぽん食堂 さかえ屋 長崎の辺縁の集落において、ちゃんぽんは大切な昼食のメニューであり、出前がまたそれぞれの家の食卓に彩りを添える。古いのだけど、大抵はどこかの食堂からの流れを汲むのか、長くその地で親しまれている食堂が…
トントントントンワシントン レオレオレオレオレオプラザ 西肥バスで佐世保駅に近づく頃に流れてくる車内放送である。九州で唯一残っている藤田観光グループのホテルである。ただ、これも、上記の放送にあるように、いくつかのホテルやレストランなどを経営…
福江島 サイクリングコース 朝からちょっと北の方へ足を伸ばして、ランチを市街地でいただいて、午後は鬼岳を一周などと、軽く考えられるようなコースどりを三つ連載していく。上級者になれば、五島一周コースを全て回ると111km程度になり、そこそこ満足…
佐世保の北西にはかつて、北松(ほくしょう)と呼ばれた地域があり、北松浦郡のエリアである。現在は佐々町だけが取り残されている。佐世保の人々は「北松の人」と呼んでいた。佐世保を中核都市とする長崎の(本土の)県北エリアからはあまり交通の便は良く…
五島・福江島と壱岐が良いだろう サイクリングにおいては、まだまだ初心者の域を出ない筆者である。おかしな経験値だけは高いのである。輪行するのにスペインのヘレスで酒蔵巡りをしたり、壱岐対馬、福江や佐賀平野へ宿泊で輪行したりと、大して速くは長くは…
セレンディップホテル 五島 五島の海辺に位置していた海城、石田城の陸地側、武家屋敷街に隣接して位置している。駐車場も隣接しており、港からは歩いても10分もかからない。最寄りのコンビニは徒歩5分ほどのポプラ(福江にはポプラ一社しかない)ローソ…
月夜間の港、奈良尾 奈良尾はかつて、奈良尾郷と呼ばれた漁村である。慶長年間、紀州和歌山県広浦の漁師が奈良尾を根拠として真鯛釣りを始めたことに由来するともされる。リアス式海岸のなか、急峻な山を背景に山にへばりつくように家々が立ち並んでいる。満…
康楽のソボロちゃんぽんこと、「ソボちゃん」 長崎の来訪者にとってもそろそろ有名になっているのが康楽である。観光で来る人々にも名が知られているためか、若い人々も多く見られるようになってきた。大抵はちゃんぽんか皿うどんを食べて、なんだか喜んでい…
長崎における関東のイメージ 長崎のひとに神奈川だのヨコハマだの「さいたま」だの、カワサキだのといっても、位置関係のイメージがわくものは少ない。大抵は東京と首都圏を一括りにしているのだ。そこで関東の話をするときには「東京の方」といい、まず関東…