※ (2023年2月追記)
医薬品メーカーの人の話を小耳に挟んだのである。現在では、店舗においての直での予約は受けていないが、以下のサイトにて、2営業日前までの注文で、弁当の販売は残っているようである。Covid-19下での、ある意味副産物のようなもので、興味深い進化を遂げたものの一例である。
~A5黒毛和牛弁当~大阪屋
令和3年5月のかぶり事情
2021年5月20日から県独自で発令された緊急事態宣言に伴い、長崎市内でも、協力金を受け取る飲食店は県の決められた様式に従って時短営業を表明し、それに従って営業することとなった。5月31日までをその期間としている。これに伴い、前回の2021年1月20日から2月7日の休業要請の期間のように、各飲食店では持ち帰りの営業を再開している。長崎市内ので陽性者の急増がみられ、長崎市内でのみのまん延防止等重点措置の適応を申請した様だが、長崎市内のみでの急増であり、県内で処理するべき事態であるのであろう、政府からの承認は先送りとなった。前々回の手探りの状態での営業と違い、今回は迅速に、またある程度の経営的なものを見込んでのメニュー構成であったりで、各店の対応がなかなか興味深い。一年を通して、ランチメニューの「かぶり」(持ち帰り)をするところもあれば、今回のような休業・時短要請に従うところなど、様々である。
「かぶり」は以前の記事で解説しており、これを引用する。
「かぶり」とは
長崎弁で「かぶり」というと飲食店で提供された、食事の残りを持ち帰る、あるいはお土産や持ち帰りとして包んでもらうものをさします。寿司屋や日本料理店のカウンターで
「こいば、かぶりにしてくれんね」
と注文するおじさまを目にすることでしょう。どうも、福岡や長崎県北でもそのような使い方をする方々がいるようですが、長崎市内が主のようなのです。他で聞いたことがあるという方、ご教示いただけますと幸いです。
さて、今回のコロナ騒動。長崎市内での「かぶり文化」からくる、テイクアウト、持ち帰りメニューが百花繚乱。ウェブサイトまでできており、一部の店舗では、行列ができるほどになっています。長崎でも緊急事態宣言の解除が行われていますが、基幹産業たる観光業の戻りはGotoキャンペーンが始まり徐々に戻りつつあるものの、企業や官庁の接待や会食もまだまだ先になるようです。
大阪屋浜町の持ち帰り 2021年5月版
初めに、今までの大阪屋のかぶりの様子を挙げておく。
dynamic-nagasaki.hatenablog.com
dynamic-nagasaki.hatenablog.com
持ち帰りのメニュー
大阪屋の2021年5月版持ち帰りメニューには以下のものが挙げられている。
- 特選黒タン塩弁当
- A5黒毛和牛ハンバーグ&黒タン塩弁当
- A5ランク切落し焼肉炒め弁当
- A5切落し焼肉&A5黒毛和牛ハンバーグ弁当
- 特選黒毛和牛ハンバーグ弁当
- A5黒毛和牛厚切り焼肉&A5黒毛和牛ハンバーグ弁当
今回は特選黒タン塩弁当とした。大阪屋の牛タンの店として、鍛冶屋町で展開していた店も一時は復活した様だが、また閉じてしまった様である。
店情報
営業時間:17:00-20:00
住所:長崎市浜町11−11
電話番号:095-820-9198