ちゃんぽんストリート
水餃子で知られる老李のちゃんぽん専門店(?) 台湾由来の老李の店舗は鍛冶屋町からスタートし、水餃子で名を知られるようになり、さまざまの麺メニューもあることから、長崎各地、東京日本橋まで進出し、老李集団と名を変え、中華圏らしい勢いが感じられる…
2020年代の長崎ランタンフェスティバル Covid-19下で中止あるいは縮小して開催とされてきた長崎ランタンフェスティバルが2023年1月22日から開催される。ちゃんぽんストリート(いわゆる長崎新地中華街界隈)では、浮き足だって、電卓を叩いているころであろ…
涼拌麺ではなく、冷拌麺 長崎において、拌麺(パンメン)の文字を見ると、とりあえず、入って見て食べてみるようにしているのである。大陸のものは、汁の上に麺やら具材やらをおいて、自分で攪拌して食べることから拌麺と呼んでいるらしいのであるが、地方が…
老李 現在の老李は李宗賢の代である。初代は李明で、1963年(昭和38年)中華料理店『東亜閣』(現在の東亜閣パーキング)に就職したという。台湾料理というが、もともとは南京から台湾に渡った、台湾から見ると外省人の家である。その後、独立し、1980年、長…
会楽園 ちゃんぽんストリートにおいて、老舗中の老舗として、観光客の多い店である会楽園である。地元のまちっこは平日昼間にやってくるランチのおばちゃん陣、企業の宴会で上階の宴会場を使用するものがいる程度である。福壽の地元率の高さからすると、道一…
韓国風(?)ちゃんぽんの長崎上陸? 辣(ラー)ちゃんぽんとして、長崎市内でも中華系のルーツの新興の人々の店舗で見られていた紅ちゃんぽんが、ついに老舗のちゃんぽんレストランに登場したのである。筆者は朝鮮半島におけるちゃんぽんはいただいたことが…
to長崎の中華料理 「長崎の中華料理」というと、今では、福州由来の甘ったるい、ちゃんぽんストリート(いわゆる長崎新地中華街)の中華料理を指すのであろう。これは、華僑の人々が伝えた料理が、ちゃんぽん屋のサイドメニューとして残っているだけで、福建…
長崎ちゃんぽんストリートの歴史 閉店した店も実は多いのが長崎ちゃんぽんストリートであり、旧い地図を見ると、この変遷がわかる。この辺りについては、また資料の蓄積があった際に、ちゃんぽんの総説記事としてまとめてみたい。 手前の黄色の瓦が老上海飯…
「昔は良かったんだけどね」の江山楼 Covid-19下で、持ち帰りを拡大し、浦上の店舗を閉店とし、本店の近隣の店舗の休業を工面し、さまざまな試行錯誤を繰り返している江山楼である。元々の観光業に焦点を絞って、ちゃんぽんストリートのちゃんぽん屋としてや…
福建由来のちゃんぽんがある香港スタイルの料理店 2016年創業の中華街の店舗である。中島川沿いの慶華園の兄弟に当たり、楊さんの名前が入ってるのもこれによるものである。長崎のちゃんぽんストリートにおいては、建物は最も新しく、モダンな作りという…
ちゃんぽんストリート化する長崎新地中華街 長崎の中華街がちゃんぽんストリート化が止まらない。通常、中華街というのは、その成り立ちから、華僑会館や中華料理素材と中華料理道具、中国か台湾の茶葉を売る茶屋、中華菓子を売る菓子屋、中華雑貨を売る雑貨…
2022年5月25日に閉店予定となる 長崎市内でもちゃんぽん屋、ちゃんぽん食堂の閉店がチラホラと見られるようにはなってきたが、老舗の一つでもあった慶華園の閉店がSNS上で伝えられた。あとひと月ほどであるが、ゴールデンウィークの時期も相まって、今までの…
新華僑の中華街進出の一つ 元々春木町にあった後移転し、江山楼向かいの宝来軒の跡地に居抜きとして入ったらしい。家具はそのまま、絵画や飾り付けは龍園のものということで、元々やや殺風景だったものが、より大陸的な情緒の中に見られるようになってきてい…
ホテルJALシティ長崎 東京に居た頃、常宿にしていたのが、ホテルJAL シティだった。空港からの立地、繁華街への立地、用務先への立地(新地バスターミナル至近で長崎バス沿線なら便利である)から考えると、ここは便利であった。夜もランタンの時期以外は、国…
再び京華園 京華園のメニューにおいて、ちゃんぽんより先に、目がいったのは、実は韮菜拌麺であった。ちゃんぽんより目につきやすいところに一段高く上げて、京華湯麺と並んでディスプレイに並べてあるのである。 ちゃんぽんより目立つ様に、当店オリジナル…
京華園のちゃんぽん御殿は増改築を繰り返していたらしい 昭和19年創業、昭和26年(24年との記載があるものもある)に新地中華街に移転してきた。大浦で「京華」として開業し、元々は一つ入った物件であった様で、その後今の角地を取得し、増築と改装を…
中華料理 王鶴 昭和27年(1952年)創業、東門(青龍門)の江山楼の本店の並び、新館の向かいにある中華食堂然とした中華料理店を名乗るちゃんぽん屋である。コースや宴会の需要も多かったのか、二階・三階を和室風の宴会・パーティスペースとしている…
「昔は良かったんだけどね」江山楼 数々のちゃんぽん 御殿の中でも、ちゃんぽんストリートで一際目を引くのはここ江山楼のちゃんぽん屋だろう。創業1946年、福建系と上海系の先代が創業した店で、恐らくちゃんぽんストリートの中でも、有数のグループを…
長崎新地中華街の現状 中華街、ちゃんぽんストリートはなかなか、やる気のないレストランが多く、過去の「長崎市」という遺産で何とか食いつないでいるところが多い。ランタンフェスティバルは、市の予算からも1億円弱(9684万円程)が当初予算に組み込まれ…
新地中華街で初めて紹介するのは会楽園とした 新地中華街、ちゃんぽんストリートの北門にそびえる2店がある。会楽園と京華園である。京華園については、あまり紹介する気も起こらない様な店舗である。一方の会楽園は実直で勤勉な経営と営業スタイルでなかな…