2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧
佐世保 四海楼はもと住宅展示場であった 普通の中華食堂の雰囲気の店内である。「食事中以外は、マスクの着用をお願いいたします」と上手でもない字で書かれ、アルコールの手拭きが提供される以外は、当世風や華僑の日和ったメニュー構成でもなく、本家四海…
移転後の長崎漁港 かつて、長崎の魚市は長崎駅裏、現在の県庁と県警本部の位置にあった。それより以前となると、町名の通り、魚の町、万屋町と、中島川沿いを河口方面に移転し、その後、長崎駅に隣接する尾上町に移転して昭和の長い間も市民に親しまれてきた…
中華料理といえば天天有だった時代 華僑の店が多くある中で、長崎の人たちの中華料理といえば、天天有であった時代があるという。長崎中華街はちゃんぽんストリートとなり、どこからも、中華料理の愉しみが消えていく中、ここもちゃんぽん食堂の雰囲気となっ…
ステーキのサルーン ステーキハウスやレストランというところが佐世保には多いが、ついにはステーキサロンなる業態があるのである。ゆっくり語らいながら、ステーキを味わうことができそうな雰囲気と、かつてのアメリカ的なサセホの空気が店内の各所に残って…
戸町というところ 戸町には旧い戸町、新戸町、上戸町がある。私はOld Tomati、New Tomati、Upper Tomati、Deep Tomatiと呼んでおり、在住の人々をしげしげと眺めて回るのが好きである。ここに住む人をTomatinとウイスキーのような名前で呼び、Tomatin蒸留所…
平戸漁協でのんびりとした漁港の雰囲気を味わう 平戸松浦藩の中心都市であった、平戸は今でもその名残をとどめる、のんびりとした町である。日本の本土の最西端は佐世保市小佐々町の神崎鼻崎である。その先の島が平戸島である。本土とは橋でつながっているが…
らんぷ 佐世保にはステーキハウスと呼ばれる業態が多い。鉄板焼きよりステーキハウスなのである。鉄板焼きというのはカウンターに鉄板がおかれ、客の前で料理人が海産物だの肉片だのを焼いてみせるパフォーマンス重視の飲食店である。佐世保ではあまり聞かな…
2022年5月25日に閉店予定となる 長崎市内でもちゃんぽん屋、ちゃんぽん食堂の閉店がチラホラと見られるようにはなってきたが、老舗の一つでもあった慶華園の閉店がSNS上で伝えられた。あとひと月ほどであるが、ゴールデンウィークの時期も相まって、今までの…
中華・軽食 李花 本明川沿いの、諫早らしいエリアであるが、市の繁華街からは少々離れたところにある。中華・軽食とあるように、中華料理店というよりは、食堂である。創業42年になると言われている。なかなかの人気のようで、ひっきりなしに車で乗り付け…
佐世保駅の旧駅前地下街 佐世保駅前は、この30年で大きく変化した。JR佐世保駅が高架化したことに伴い、駅舎内の様子も変化し、駅前に地下街があったものも、地上に移設されるなど、以前の面影で残るものはホテルの入っているバスセンター程度であろう。駅…
福壽の裏メニュー麺料理は唐灰汁強めちゃんぽん麺の応用が見られる 長崎県の発令した緊急事態宣言もその終了が見えてきていた2月の初め、いつもの看板を見てみると、蒸し鶏入り湯麺なるメニューがあった。 福壽店頭のいつもの立て看板 おそらくは夜のコース…
長崎空港(大村)での大村寿司 長崎空港の空弁と言えば、大村寿司である。周辺の各市町村などの名産をおさえて、大村寿司以外にはない。20年ほど前までには「やまと」の緑の紙箱のものしかなかったはずで、空港に到着すると、土産と夕食を兼ねて、やまとの寿…