#dynamic_Nagasaki

長崎県をDynamic Nagasakiとして見つめ直します。現在おっさんがちゃんぽん食べ歩いています。乗り物、旅行、自転車、ジョギングも!

食べ物

【「ちゃんぽん」とは】 その8 上等なちゃんぽんとは? そぼろちゃんぽん 五目ちゃんぽんと呼ばれるもの

長崎における上級ちゃんぽんの位置付け そぼろちゃんぽんをはじめとする一つ値段の高いちゃんぽんは、そぼろちゃんぽんとか五目ちゃんぽんとか、上ちゃんぽんなどと称され、通常のちゃんぽんとは別の括りにおいて、メニューとして定義されてきたのが、本来の…

『中華料理館 会楽園』「スープうどん」とは何か?【長崎でちゃんぽんを巡る】20の3

会楽園 ちゃんぽんストリートにおいて、老舗中の老舗として、観光客の多い店である会楽園である。地元のまちっこは平日昼間にやってくるランチのおばちゃん陣、企業の宴会で上階の宴会場を使用するものがいる程度である。福壽の地元率の高さからすると、道一…

『鉄板焼と食事の店 一休食堂』脂の染みた食堂のちゃんぽん【長崎でちゃんぽんを巡る】73

歴史ある興善町の食堂 長崎の由来は、この興善町から旧県庁、それ以前は幕府の奉行所、さらに昔は教会堂が置かれていたという、細長い岬であるという。江戸町にはそれを誇らしげに掲げるプレートがあるが、長崎県民からすると、そんな見るかげもないような名…

『中華菜館 福壽』そぼろちゃんぽん【長崎でちゃんぽんを巡る】4の5

そぼろちゃんぽん・五目ちゃんぽん・上ちゃんぽん そぼろちゃんぽんは、ちゃんぽんストリート(通称 長崎中華街)でもよくある、いわゆる特上ちゃんぽん・上ちゃんぽん、五目ちゃんぽんの類である。少し、具のグレードや量が増えるというのが一般的で、ちゃ…

『中華料理館 会楽園』激赤ちゃんぽん 韓国風ちゃんぽんの長崎上陸か?【長崎でちゃんぽんを巡る】20の2

韓国風(?)ちゃんぽんの長崎上陸? 辣(ラー)ちゃんぽんとして、長崎市内でも中華系のルーツの新興の人々の店舗で見られていた紅ちゃんぽんが、ついに老舗のちゃんぽんレストランに登場したのである。筆者は朝鮮半島におけるちゃんぽんはいただいたことが…

『浜屋 ファミリーレストラン』食券スタイルで昭和の名残【長崎でちゃんぽんを巡る】72 

平均年齢70代のファミリーレストラン 急峻な坂の西の果て、長崎市においては、高齢者の出てきてたまる場所というのは案外少ない。定食をやっている中華街の店舗か、浜屋のファミリーレストラン程度になり、彼らの勝手知ったる生息領域は喫茶店の閉店やチェ…

サセホ文化(仮)  その5 cafe restaurant 白ばら

子供たちにとっての古き良きサセホ文化(仮) 当ブログでは、佐世保の洋食文化・洋酒文化をあわせて、サセホ文化(仮)として扱ってきた。エビフライ、ハンバーグ、ステーキといった、洋食の定番は蜂の家やデパート玉屋の食堂、ポルトの食堂、白ばらでも見かけら…

『しばた食堂』佐世保競輪場そばの食堂【長崎県でちゃんぽんを巡る】71

現在も公共施設の立ち並ぶ佐世保市稲荷町 佐世保の干尽地区は、1924年の国土地理院の地図においては、射撃場が福石地区に隣接して置かれ、そのさきは佐世保市内の白地図エリアつまり軍事関連施設が置かれていたエリアである。戦後、軍関連の施設は大抵は…

長崎洋食事情 その6 レストラン 銀嶺 博物館の収蔵品たる老舗洋食店のトルコライス

長崎歴史文化博物館に残る老舗レストラン銀嶺 銀嶺というと、特に銀嶺という屋号の店もないのに、銀嶺の名を冠したビルが崇福寺通りと寺町通り、本古川通り(旧かんぎん通り)、鍛冶市通りの交差点の隅に建っている。この交差点は長崎市内でも珍しいスクラン…

『味処 寿々屋』細麺だけが残る食堂の皿うどん【長崎で皿うどんを巡る】8

迷宮長崎の入り口エリアの寿々屋 館内・十人町エリアとされる、唐人町屋敷のエリアは、現在、新しい道路ができたりとなんだか色々と忙しいエリアである。稲田町8号線として開発が進められ、長崎市の田上エリアとの交通が確保されている。館内市場と親しまれ…

長崎市のキモ甘 カフェウミノ マリトッツォ 老舗カフェはどこへいくのか

長崎の喫茶文化の象徴だったカフェ ウミノ ウミノというと、長崎でも老舗中の老舗のカフェであったが、先代が亡くなって、拠点が定まらないように見える。老舗として守ってきたものが感じられた浜町の店舗がなくなってからは、コンセプトのわからない、迷走…

『お食事処 笑店』島原青果市場のちゃんぽん【長崎県でちゃんぽんを巡る】68

島原新港 工業団地内の食堂 お食事処 笑店 わざわざ、行くものはいないだろうが、近くを用務で通りかかり、昼食どきであったため、利用したのだ。お食事処 笑店は島原鉄道の三会駅からすぐ、島原新港三会工業団地内にある。稲作より野菜や果物の生産が知られ…

『中国料理 西湖』具は少なめ、ちゃんぽんストリート調【長崎でちゃんぽんを巡る】69

長崎ちゃんぽんストリートの歴史 閉店した店も実は多いのが長崎ちゃんぽんストリートであり、旧い地図を見ると、この変遷がわかる。この辺りについては、また資料の蓄積があった際に、ちゃんぽんの総説記事としてまとめてみたい。 手前の黄色の瓦が老上海飯…

長崎の夏の風物詩2021 鱧づくし 日本料理 清花和 長崎市 「鱧料理の新境地」

Covid-19下の長崎の食文化 飲食店においても、Covid-19の影響は少なからず、長崎でもみられている。客足は関東における緊急事態制限の影響を受けており、当地での緊急事態宣言の有無に関わらず、本社の所在地によって、社内で発令される自粛要請や制限要請か…

『中華飯店 三吉』街中の演劇ちゃんぽん食堂【長崎でちゃんぽんを巡る】64

電車通り沿いの中華飯店 三吉.. 屋号には疑問符が多くつく 看板には「三吉..」と大書してあり、この「.」が屋号に含まれているのかどうかは議論が必要である。中華飯店とうたっているが、メニュー構成から見ても、中華という項目は見当たらず、このあた…

『味幸』佐賀との県境のドライブイン食堂【長崎県でちゃんぽんを巡る】67

国道207号線沿いのドライブイン食堂 味幸 長崎県と佐賀県を結ぶ道路には、松浦から唐津方面、諫早から鹿島方面、佐世保や大村から有田や鹿島方面に抜ける国道や県道が細かく張り巡らされており、高速道路の機能を補助する役割がある。それぞれの道路はト…

『彼杵の荘』くじらちゃんぽん サイクリングの一休みにも【長崎県でちゃんぽんを巡る】66

人気の道の駅、彼杵の荘 彼杵というところは、長崎街道で、嬉野、武雄に抜けていく、峠の入り口の街である。この嬉野に抜けていく、なだらかな峠道は、サイクリングのルートとしても好適である。そこまでキツいものではない登りを、田んぼの間を縫うように上…

『扇屋食堂』大村駅前の昭和の香り漂うちゃんぽん【長崎県でちゃんぽんを巡る】65

大村駅前の食堂 扇屋食堂 大村駅前にはいくつかの食堂や定食屋が並んでおり、国鉄時代以前を偲ばせる駅舎とともに、どこか懐かしい風景を形成してる。大抵こんなところには、長崎県内ではちゃんぽんがあるものである。 確認できる範囲では、扇屋食堂は40年…

『ぎおん本舗 大村』大村寿司とちゃんぽんの取り合わせ【長崎県でちゃんぽんを巡る】63

大村寿司のぎおん本舗でちゃんぽんを頂く おすもうさんの写真やグッズ、場所中のキャンペーンも行われているぎおん本舗である。大村ずしの大きな看板が上がる店であり、バイパスからも視認できる。以前紹介したやまと、梅ヶ枝荘など(あをばは閉店してしまっ…

『八重食堂』大村港湾の大衆食堂のちゃんぽん【長崎県でちゃんぽんを巡る】60

大村の港湾部の大衆食堂 大村には食堂が案外細々と残っており、それも大衆食堂という範疇の店舗があちこちに見られる。中華食堂という部類には入らず、古式床しい、唐揚げ定食や野菜炒め定食といった雰囲気のものがある大衆食堂が多いのも大村の特徴である。…

『角ずし やまと』大村寿司とちゃんぽんの取り合わせ【長崎県でちゃんぽんを巡る】62

おじいさん、おばあさんのファミリーレストラン やまと 長崎空港でも人気の緑色のパッケージの角寿司の有名店である やまとは、実はおじいさん、おばあさんにとってのよそいきのレストランでもあるらしく、ファミリーレストランよろしく、皆が銘々、好きなも…

【「 ちゃんぽん」とは】 その7 長崎市のちゃんぽん屋のチェーン店・姉妹店

長崎でちゃんぽんを巡る その27の附としていた記事だが、なかなかひとところに止まらない雰囲気となりつつあり、連載の項をかえることとした。 長崎市の店の暖簾分け、チェーン形成事情 三八ラーメン よこはま 共楽園 dynamic-nagasaki.hatenablog.com 獅…

『あたりや食堂』波佐見の居酒屋のちゃんぽん【長崎県でちゃんぽんを巡る】61

波佐見のあたりや食堂 Covid-19下では、夕方以降の大規模な飲み会の予約が入らないのであるから、なかなか厳しい様であるが、昼間にはいつも車が駐車されており、そこそこの繁盛はある様である。 お世辞にはあまり綺麗とは言えないし、大抵の食堂は昔はこう…

『中華料理 太平軒』時津の街中華のちゃんぽん【長崎県でちゃんぽんを巡る】58

時津の太平軒 打ちっぱなしのコンクリートに赤い柱をアクセントとした モダンに見える建物の一階のちゃんぽん屋である。国道206号線から三重・畝刈方面へ抜ける途中となる。ちょうど昼前の訪問であったため、大して混んでいるわけでもなかったが、のちに…

長崎で拌麺(パンメン)を巡る その4 中国菜館 江山楼 タマネギの拌麺

「昔は良かったんだけどね」の江山楼 Covid-19下で、持ち帰りを拡大し、浦上の店舗を閉店とし、本店の近隣の店舗の休業を工面し、さまざまな試行錯誤を繰り返している江山楼である。元々の観光業に焦点を絞って、ちゃんぽんストリートのちゃんぽん屋としてや…

『中華料理 有華飯店』浦上の学生街のちゃんぽん食堂【長崎でちゃんぽんを巡る】57

行列のできる出前の中華食堂 有華飯店 お昼の休憩どきに、Googleの地図で適当に調べて、近くのちゃんぽん屋を探すようにしている。大学や中高のキャンパスが立ち並ぶ文教エリアと住宅街の狭間にポツンと佇むのが有華飯店である。勤務するもの、学生など多く…

長崎市内持ち帰り その2の3 大阪屋浜町(2021年5月版) 特選黒タン塩弁当

※ (2023年2月追記) 医薬品メーカーの人の話を小耳に挟んだのである。現在では、店舗においての直での予約は受けていないが、以下のサイトにて、2営業日前までの注文で、弁当の販売は残っているようである。Covid-19下での、ある意味副産物のようなもので…

『楊家菜房 翠獅庭』 食堂風ちゃんぽんとヌーベルシノワのギャップ【長崎でちゃんぽんを巡る】59

福建由来のちゃんぽんがある香港スタイルの料理店 2016年創業の中華街の店舗である。中島川沿いの慶華園の兄弟に当たり、楊さんの名前が入ってるのもこれによるものである。長崎のちゃんぽんストリートにおいては、建物は最も新しく、モダンな作りという…

閉店した店たち『かたおか』『美有天』『喜楽園』【長崎でちゃんぽんを巡る】56

閉店するちゃんぽん屋 少子高齢化社会を迎えている日本社会の構図は、西の果てでも当てはまるようになっている。代替わり、高齢化などで、事業継承がうまくいかなかったりということがあるようで、次々にちゃんぽん屋は閉店しているのである。このうちのいく…

『させぼっくす99 天津包子』なつかしのちゃんぽん【長崎県でちゃんぽんを巡る】55

レストラン休業中の天津包子 天津包子は佐世保でも老舗の中華料理店である。雅叙園と天津包子が大規模な中華料理店の二巨頭として、京町エリアでの威容ある様を見せてきたが、雅叙園は2014年3月で閉店した。大宴会場を有し、長崎市のちゃんぽんストリー…

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