平戸と度島を結ぶ竹山運輸 フェリー度島
平戸市の離島となる、度島、的山大島がある。明治時代には多久島と表記されていたという。二つの集落、本村と飯盛の二つの集落があり、44の字(あざ)からなるという(平戸松浦藩ではこのような単位は免や触を使うことが多いが、、)。現在の人口は600人ほどの小さな島である。北側には集落はなく、南側の平戸島側に二つの集落がそれぞれの港を構えている。一つづきの、浦・中部と三免の二つである。それぞれで趣の異なる神社があり、度島神社と飯盛神社である。立願寺は本村の集落にあり、海からそのまま石段を登っていく。小店が一軒ある程度の小さな島で、特に見るものもないかもしれない。
フェリー度島の諸元
- 2008年7月20日竣工
- 199総トン
- 全長37.10m
- 幅8.50m
- 深さ3.00m
- ディーゼル1基、機関出力625kw
- 最大速力12.2ノット
- 旅客定員95名。
- トラック4台搭載
度島から平戸へ
長崎県内最大の柱状節理とされる、塩俵断崖は生月島であるが、そこからもほど近く、本土側、平戸島側でも、柱状節理の断崖を見ることができる箇所がある。海からの眺めで一瞬であるが、起伏に富んだ平戸島の様子が観察できる。
九州本土側にも白色の断崖が見える箇所もあり、うつり変わる景色を楽しめる。
平戸港入港