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長崎県をDynamic Nagasakiとして見つめ直します。現在おっさんがちゃんぽん食べ歩いています。乗り物、旅行、自転車、ジョギングも!

『老李 中華街ちゃんぽん店』 塩たっぷり。。。野菜少なめ。【長崎でちゃんぽんを巡る】137

水餃子で知られる老李のちゃんぽん専門店(?)

台湾由来の老李の店舗は鍛冶屋町からスタートし、水餃子で名を知られるようになり、さまざまの麺メニューもあることから、長崎各地、東京日本橋まで進出し、老李集団と名を変え、中華圏らしい勢いが感じられる。昨年の西九州新幹線開業に伴う、長崎駅のかもめ市場の共用開始で、「台湾水餃 LAOLEE」という水餃子の専門店を展開し、長崎県内6店舗を有するまでになったという。

現在の老李は李宗賢の代である。初代は李明で、1963年(昭和38年)中華料理店『東亜閣』(現在の東亜閣パーキング)に就職したという。台湾料理というが、もともとは南京から台湾に渡った、台湾から見ると外省人の家である。その後、独立し、1980年、長崎市鍛冶屋町に李唐苑を創業し、これが老李グループの前身となった。1995年に思案橋の李軒(現在でも老李をこの名前で呼ぶものもいる)を始め、老李グループ5店舗に広がっている。大黒町、新地、思案橋、新地中華街に加え、東京日本橋でも店舗展開している。

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老李 中華街ちゃんぽん店 店内

台湾的などこかチープな店内であるが、ここは冬は寒い日本、ステンレスの座面の座りごごちの悪く、固定のされないバー向けの椅子というのは、あまりにも飲食店としてのデザインでおもてなしに欠ける。

老李 中華街ちゃんぽん店 店内

メニューは、台湾色を一掃し、マレー風炒め麺や牛肉麺、台湾魯肉飯、台南担仔麵といった、中華街で食べてみたいような、料理はなく、ただ、ちゃんぽんに重きを置いている。前述の料理は思案橋店(餃子酒場)でいただけるので、筆者の台湾熱が少し上がった際にたいていはそちらへ伺う。

老李 中華街ちゃんぽん店 メニュー

老李 中華街ちゃんぽん店 季節限定メニュー

老李 中華街ちゃんぽん店のちゃんぽん

具材はキャベツ、モヤシ、タマネギ、ネギ、エビ、アサリ、豚肉、ハンペン(紅白)、揚げカンボコなどである。麺は唐灰汁弱めの中丸平麺である。スープは鶏ガラベースであろう。

老李 中華街ちゃんぽん店 ちゃんぽん

煮は弱め、焼きを少々といったちゃんぽんで、麺はまだ固めで、長崎でいう出前レベルの煮である。とにかく塩気を大量にまぶしてある(調味缶にお玉で二打)ので、旨みなど全て吹き飛び、ただの塩味のするものと成り果てている。具材と麺のバランスも悪く、塩加減とのバランスが悪くなる。最後に味なども見ずにサービスしているのであろう。

老李 中華街ちゃんぽん店 ちゃんぽん

人の入れ替わりが激しい老李集団であるが、どこからか連れてきた料理人が変わるがわるに鍋を振っており、すぐに味は変わり、プレゼンテーションも変わるため、変わらない味といえば、餃子くらいのものかもしれない。現に、上の新地中華街本店とまた違う出来になっている。

老李 中華街ちゃんぽん店 ちゃんぽん 麺は見るからに固め

老李 中華街ちゃんぽん店の店情報

  • 住所:長崎市新地町10-10
  • 電話番号:0958249255
  • 営業時間:平日 11:30 - 15:00 17:00 - 22:00
  • 営業時間:日祝 11:30 - 16:00 17:00 - 21:00

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