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長崎県をDynamic Nagasakiとして見つめ直します。現在おっさんがちゃんぽん食べ歩いています。乗り物、旅行、自転車、ジョギングも!

『老李 新地中華街本店』台湾料理店のちゃんぽん【長崎でちゃんぽんを巡る】89

老李

現在の老李は李宗賢の代である。初代は李明で、1963年(昭和38年)中華料理店『東亜閣』(現在の東亜閣パーキング)に就職したという。台湾料理というが、もともとは南京から台湾に渡った、台湾から見ると外省人の家である。その後、独立し、1980年、長崎市鍛冶屋町に李唐苑を創業し、これが老李グループの前身となった。1995年に思案橋の李軒(現在でも老李をこの名前で呼ぶものもいる)を始め、老李グループ5店舗に広がっている。大黒町、新地、思案橋、新地中華街に加え、東京日本橋でも店舗展開している。

台湾食材を使った、やや台湾風の料理は福建に似る部分もあるので、境界が不明瞭な部分もあるが、どちらかといえば、台湾風である。

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老李の入り口 急峻な階段を上がっていく

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入り口には中華街らしく、多くのメニューが掲示されている
何がおすすめなのかはもうわからない

台湾おせちなどという中華おせちもやっているが、ここまでくると、もう何がなんだかわからないレベルである。

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店内のメニューカード おせちもやっているらしい

ある時から中華街・ちゃんぽんシフトを行うようになってきたのである。マレーシア風焼きそばや水餃子、各店舗ごとのおすすめメニューなどもあり、こちらの方が案外屋台料理らしいのであるが、お値段はそれなりであり、調理人が変わると、すぐになくなってしまうおすすめ料理などがあり、一定していないのが困るのであった。

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麺料理のメニュー

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どこか正統派に拘ろうというのか能書きが多い

老李のちゃんぽん

具材はキャベツ、タマネギ、モヤシ、ニラ、揚げカンボコ、ハンペン(紅)、イカゲソ、黒キクラゲ、豚肉などである。麺は唐灰汁強めのちゃんぽん麺である。スープはとろみの強い鶏ガラベースである。

キャベツは歯触りが残る程度、タマネギやモヤシは透き通る程度まで火が通っている。麺の煮方がやや浅めでぷっくりと膨れるほどまではいかない。スープ自体は長崎市内でも珍しい、コッテリとしたとろみの強いスープであり、麺に絡むのであるが、麺の中には入っていない。元々のスープの個性が強いためか、具材とスープ、麺との間に乖離を感じるほどである。

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老李のちゃんぽん

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老李のちゃんぽん

老李 新地中華街本店の店情報

住所:長崎市新地町12−7

電話番号:0958203717

営業時間:11:30 - 15:00 17:00 - 22:00

ウェブ:https://www.laolee-g.com

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