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Dynamic Nagasakiを見つめ直します。現在おっさんがちゃんぽん食べ歩いています。

3年ぶりの長崎ランタンフェスティバル2023年 ー公共事業化される祭り、予算とその様子からー

2020年代の長崎ランタンフェスティバル

Covid-19下で中止あるいは縮小して開催とされてきた長崎ランタンフェスティバルが2023年1月22日から開催される。ちゃんぽんストリート(いわゆる長崎新地中華街界隈)では、浮き足だって、電卓を叩いているころであろう。Covid-19前の2019年あたりのツイートなどを見てみると、その雰囲気がまだまだ残っている。

昼間の港公園 ただハリボテが並ぶだけの空間である

中華資本のホテルはこの通り

2019年のツイート。18時に点灯式が行われ、気分を高揚させていく人々が群れをなしている。

2021年は完全に中止とされ、2022年は、ランタンの飾り物だけが市内で展示されることとなった。

長崎ランタンフェスティバルの市の予算

アーケードもこの通り 夜中に人も少なくなると鬼城感が強くなる

市の予算に加えて、県警の警備の予算や長崎コンベンション協会の経済波及効果を見る予算などが計上されているようである。これもひとえに、会楽園の尽力があっての、「ランタンフェスティバルの公共事業化」ともいえるのであろう。当初の予算規模からすると大変なものになりつつあることがわかり、以下の記事でその当初の様子を記載している。

ハリボテの向こうには、ハリボテの市が。

1987年の春節祭としての開始以来、現在のランタンフェスティバルまでの発展に尽力されている。1992年のハウステンボス開業後には、長崎市への観光客の流れが低下したとして、市から1000万円*1の予算がついたなど、色々な話がそろそろ昔話になっているようである。中華街の中でも長崎の発展や文化の振興に尽力される、稀な中華街の店舗であろう。このため、食事も店舗経営も端々に気配りを感じるのである。

*1https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_8225536_po_200905_1_hayashi.pdf?contentNo=1&alternativeNo=

dynamic-nagasaki.com

長崎市の予算で1億円弱が確保されるランタンフェスティバル

令和2年度の予算が以下の通り。市役所の予算で、このくらいのお金が発生しているんだという。Covid-19の感染拡大が予想されたため、9月の補正予算で修正されたという。実際にどの程度使用されているのかは、まだ見ていない。

当初予算はこの通り。予算額96,839千円

その後の補正予算はこの通り。補正額60,344千円

令和3年度の予算が以下の通りである。令和4年度のものは市役所のウェブ上では確認できなかった。

 

令和3年度の予算より 予算額98,656千円とある。

どの程度の執行があるのかは、不明であるが、お役所のことであるから、ほぼ100%であろう。夜の観光資源の創出というお題目があるものの、来崎の方々は日帰りで、中華街近辺での様子を見ては、すぐに帰っていくのである。

長崎ランタンフェスティバル中の長崎市街

渋滞、混雑が蔓延るのが、ランタンフェスティバルの長崎である。出張者にとってはホテル代の高騰や交通機関の混雑を見、悲惨な滞在となる。ちゃんぽんストリートの店舗は一斉に「ランタン価格」と呼ばれるちゃんぽんの値段とし、長崎市中の飲食店から白い目を向けられながらも、わずか3週間程度で半年分の売り上げを稼ぎだすという(売上でハワイなどという時代もあったらしい)。店の常連客はこの時期には店に寄り付かず、テーマパーク状態で、ちゃんぽんや皿うどんあたりだけがよく出る、”ほんとうのちゃんぽんストリート”になるであろう。

”ランタン渋滞”が発生する 他県ナンバーとレンタカーが一方通行無視を繰り広げる無法地帯が完成

どこでも人が地べたに座っていたりと、兎に角、「治安の悪い」イベントである

また、協賛しない町内会には厳しく、船大工町や銅座・思案橋界隈では、よその祭りとして、線を引いており、この辺りはランタンフェスティバル中には観光客もまばらになることから、宿泊で滞在するものにとっては、ある意味穴場として、のんびり夜の時間を送ることができるスポットとなる。

 

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