2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧
かつての賑わいの町、築町のちゃんぽん食堂 かつて、長崎の台所として賑わったのは、街中にあった市場であった。大抵は暗渠の上に建てられたり、細い路地を形成したりとなかなか風情のあるところであったが、最近どんどんなくなってきていた。あじ盛のある築…
中華料理 北京 グラバー園の真下、二つある入り口(第一ゲート、第二ゲート)のどちらでもアクセスが可能なちゃんぽん食堂である。店内テーブル3卓、4人掛けカウンターからなる小さな料理店である。この大浦地区での、町のちゃんぽん屋としての地位がある…
よこはま 思案橋店 昭和33年創業(創業62年)の店で、思案橋店以外に眼鏡橋店も存在している。浅草出身という初代が鍋を振るっている店で、長崎であるのに、他県の方が長崎名物を作っている。ただ、創業から半世紀以上が過ぎているため、しっかりとした…
四海樓のちゃんぽんミュージアム 四海樓の二階には、ちゃんぽんミュージアムなるものが併設されている。創業以来、使われていた磁器やちゃんぽんの碗が残されており、メニューなどの展示もされている。建物を移動する際や賄い場の片隅に打ち捨てられていた様…
「かぶり」とは 長崎弁で「かぶり」というと飲食店で提供された、食事の残りを持ち帰る、あるいはお土産や持ち帰りとして包んでもらうものをさします。寿司屋や日本料理店のカウンターで 「こいば、かぶりにしてくれんね」 と注文するおじさまを目にすること…
ちゃんぽん御殿の四海樓 30店目を迎えるこの特集であるから、一つ四海樓にしてみようと出かけてみた。そもそも、四海樓は、ちゃんぽん発祥の店として知られているが、おそらく厳密には、ちゃんぽんを始めた店の一群の中の現代までの生き残りなのだろう。創業…
江戸町の群来軒 群来軒は旧県庁下、江戸町に位置している中華料理店である。2007年、住吉から移転してきたというが、この辺りでも、そろそろ老舗になりかかってきている。江戸町では、新しい店舗が増えている中、敬天、江戸びし、永楽苑などが最古参にな…
「まさる」と読み仮名を振る川棚の中華料理店 川棚というのは、大村線の沿線の街である。川棚は大村湾に面した街でもあり、のんびり大村線に乗って訪れたり、有田まで抜ける途中の波佐見への玄関口にもなる。特に駅の周りでの食事処には困ることも多いエリア…
アクセス便利? フォルツァ長崎 長崎市内にはホテルはたくさんあるが、どこも一長一短、どこが良いというのが一概には言えないところが、観光客やビジネス客にとって、難しい。町中にホテルが乱立しているから、ホテルの会員制度にこだわると町外れになった…
眼鏡橋そばの共楽園 創業70年以上になるという中華料理店である。バーのマスターが昔から出前をとり、同級生だったという、どこか親近感の湧く店であった。家族でやっているのか、この中華料理業界では珍しく、若い料理人やスタッフが溢れていて、活気があ…
島原に行ったら姫松屋の具雑煮 島原に出張で行っても、昼は具雑煮としている。夏の暑い時でも冬の寒い時でも、具雑煮としている。腹持ちも良いし、色々な具が楽しめるのが良いのである。島原鉄道の黄色い車両に揺られていても、どこかウキウキしてくるのは、…
中華料理 永楽苑の「しいたけ」 「しいたけ」と常連さんから呼ばれるらしい、しいたけ肉そば。特に数を数えたことはないのだが、ちゃんぽんと同量くらいかそれ以上の注文が入っている様にも見える。永楽苑は中華料理の看板を掲げる、江戸町のちゃんぽん食堂…
ホテルモントレ長崎 チェックインまで 長崎市内でのホテル選びは難しい。ビジネスで来るのならば、繁華街にやや近く、用務先との距離や公共交通機関の利便性を考えるだろうし、観光なら、周囲の飲食店の多様さ、交通機関の利便性によるだろう。長崎市内のホ…
よこはまからの暖簾分け、ニューよこはま よこはまは長崎でも名の通った中華料理店で、いわゆる町中華の部類に入る。よこはまは思案橋通りと中通りに店を有している。ここからオーナーの甥にあたる方が暖簾分けしてできたと言われているのがニューよこはまで…
浜屋で県産品物産展を開催中 9月1日から14日まで、長崎浜屋で開催中の第28回秋の県産品まつりへ行ってきた。 長崎disな師匠(?)とも言える新宿のマドモワゼルが、「県産品なんて集めるのー?ながさきー」とのことであったのでやはり行ってみたのであ…