浜屋で県産品物産展を開催中
9月1日から14日まで、長崎浜屋で開催中の第28回秋の県産品まつりへ行ってきた。
長崎disな師匠(?)とも言える新宿のマドモワゼルが、「県産品なんて集めるのー?ながさきー」とのことであったのでやはり行ってみたのである。一応聞いてみたのであるが、泥付きの練馬大根とか明日葉とか松崎煎餅とかを並べて、カフェスペースで舟和のパックあんみつでも売るという日本橋高島屋での東京物産展は、おそらく誰も行かないコンテンツになるのかもしれない。
「長崎にはちゃんぽん皿うどんカステラしかない」というのは主語が間違えており、長崎市にはちゃんぽん皿うどんカステラしかないが、長崎県には多種多様な、海産物を主体とした、県産品が存在しているのである。ちゃんぽん皿うどんカステラ以外、何もない長崎市民も楽しみにしているイベントが、デパート浜屋の長崎県産品フェアである。かわいそうな長崎市である。そんな長崎でも、広大な長崎県の海と大地とイノベーションの産物に触れる数少ない機会、長崎県産品物産展を開催しており、9月1日から7日までである。主な出品店は以下である。
- 三井楽水産 五島鬼鯖鮨
- 浜口水産 五島バラモン揚げなどカンボコ
- 松浦海のふるさと館 アジフライ(松浦はアジフライの聖地らしい。。。)
- いさみ屋 川棚かりん
- 魚泉 対馬の穴子
- 大村 梅ヶ枝荘 大村寿司(長崎空港でも販売の大村寿司)
- ハンバーガーショップ ベルビーチ(佐世保バーガー)
- オカモト シェ ダムール 雲仙市
- レストラン蜂の家 佐世保 カレーとシュークリーム
- ぽると総本舗 ぽると
- 小林甚製麺 南島原市 甚五郎らーめん
- 玉乃舎 島原市 かんざらし
- 森崎水産 平戸 いりこ
- 土井牧場 大村 ベーコン ソーセージ
- 五島手延うどん協同組合 五島うどん
- 真鳥餅店 生かんころ餅
- 佐々木商店 佐世保 エイヒレ
- 玉木屋 佐世保 ちりめん
- 西善製菓舗 島原 舞岳巻
- 宝緑園 佐々 日本茶
- ぷるたま工房 佐々 ぷるプリン
- 熊屋 平戸 牛蒡餅
などである。
一番人気は鬼鯖鮨
はじめに五島市の鬼鯖鮨に出会ったのは五島福江のフェリーターミナルであった。厚い身のサバが載った押し寿司の写真は、大阪寿司、バッテラ、大船のアジの押し寿司好きの私からすると大変魅力的で、早速買ってみたのであった。知り合いのバーテンダー氏によると「催事でも、朝から早速売り切れるんです。大抵長い列ができる。出遅れると買えない事もある。」とのことで、早速伺う。開店と同時に炙り鬼鯖鮨は売り切れていることが多い様である。
シングルにするのかダブルにするのか、は大きな分かれ道かもしれない。ご飯と鯖の身の比率がだいぶん異なるのである。あまり酢の効いていない、むしろご飯の酢が強く感じる程度の柔らかい締めで、生の鯖の棒鮨とも言えそうな味である。アニサキスへの対応も済んでおり、製造過程で一度−20度で24時間の凍結もされており、安心である。
ふるさと納税でも人気らしい
五島市のふるさと納税で返礼品でいただいたという話をちらほら聞いた。あちこちのふるさと納税のサイトから、五島市を選ぶと一番初めに出てくる様である。
.@limken21 オススメの鬼鯖鮨
— Ewan McKinnon (@imakino) 2020年9月26日
都内だとデパートイベントで買う方が送料考えたら良いかな?
このダブルはほぼ刺身でとても美味。 pic.twitter.com/XkLTkanS8T
店情報
お取り寄せ、現地売店でのお取り置き、ふるさと納税、デパートでの催事などに対応している。五島のお土産に鬼鯖鮨という方は、前日あたりまでに、出発港・空港での取り置きの電話(下記電話番号から)を鬼鯖店に入れておけば、対応してもらえる。五島の鯖の味を楽しみたい方にはこの鬼鯖鮨がおすすめであるし、鯖の棒鮨としては京都のいづうの方が私の好みであった。
dynamic-nagasaki.hatenablog.com
電話番号: 0120843962 (携帯電話からも可能)
催事情報はWebを参照されたい。