平戸市観光交通ターミナル 平戸の交通のハブ
かつては平戸港ターミナルビルとして3階建てのターミナルビルがあり、一階を西肥バスのターミナルとして利用していた。かつては平戸駅として設置されており、平戸発東京行きのきっぷが買えたというのは平戸市民にとっては今でも語種である。1977年に平戸大橋開通し1984年の平戸口平戸間のフェリー廃止までは、平戸口港(本土側旧田平町)から平戸港までフェリーが平戸口運輸が運航していた。国鉄と客貨連絡運輸がとられており、昭和の交通のつながりが保たれていた。
現在の平戸市観光交通ターミナルは2014年4月1日から供用開始している。旧ターミナルのみを知っているものからすると、近辺の明るい雰囲気となったのは驚きであった。交通では平戸桟橋バス停として機能しており、西肥バス・生月バスの運行がある。平戸港の機能として、大島フェリー、度島フェリーの発着場となっている。
観光では平戸市観光案内所が設置されており、平戸観光ウェルカムガイドに案内を頼むことができるという。
1990年5月から約4年間にわたってビートルが博多と平戸を結んで運航されていた。また、2015年9月8日からは、平戸から釜山に向けての臨時便JR九州 ジェットフォイルビートルの運行が行われていた。平戸港での運用は難しく、平戸港外すぐで艀での乗降であったといい、風速や波の高い際には接岸できなかったり大変な苦労があったという。
佐世保方面からは西肥バスがやってくる。平戸島内でも、西肥バスが各地へ運行はしているが、平戸タクシーなどを利用したほうがようであろう。
生月方面へは生月交通を利用することになるであろう。
そして、このターミナルからは、度島、大島への定期船が出ており、これらの利用カウンターもターミナル内に位置している。
平戸市観光交通ターミナル周囲の飲食店
平戸市観光交通ターミナルには平戸交流広場駐車場が併設されており、平戸商店街を散策するにはちょうど良い立地である。もともとは、平戸とその先の二次離島をつなぐ結節点であり、飲食店や土産物屋は今でも多く残っている。佐世保から平戸桟橋までのバスを利用すると終点はこのバス停となり、ここからさらに平戸島内、生月方面、離島に向かう交通の要衝とおり、生活感あふれる地方の様子が横たわっている。