福壽のランチ
一週から二週程度の頻度で変化していくのが福壽のランチである。日替わりと以前の記事にしたものがあるが、その後も日にちを変えて、品を変えて、毎週のように楽しませていただいているのである。長崎へ観光へ訪れたものからすると、ちゃんぽん皿うどんをということになるのだろうが、中華街のちゃんぽんストリート化が止まらない中華料理不毛の地長崎市において、最後の砦のように、福壽と紅灯記は中華料理のスタイルを今でも残している。
福壽のランチメニューは、彩りよく、中華文化圏の家で見られるような料理なのである。こんな料理を食べて、白米は欲しくなるし、どこか福建のルーツを感じさせるものである。それぞれの常連さんの間でも、メニューにはそれぞれのお好みがあるようで、人気メニューともなると、これをめがけて来店するものもいるほどなのだそうだ。
福壽のランチメニュー
毎週 二つのメニューが用意されている。2週間前ほどにはフロアのスタッフに知らされるようである。お客さんが少ない時などは裏メニューやらが出現したりと、食に対する情熱に乏しい新地エリアでも、特にこの熱量は大きいように思われる。
また、看板も客へのメッセージが載せられるため、お休みの案内、メニューの紹介など店舗からのメッセージが特徴的で、このメッセージに対するファンもいるほどである。
ニラレバかレバニラか、ニラとレバーの炒め物か
表記について、さまざま用意する遊び心が多いのも福壽のランチである。
- 住所: 長崎市新地町2−5
- 電話:0958213032
- 営業時間:11:00 - 14:30 17:00 - 20:30(Covid-19下で変更されている)
- 定休日:なし。不定休。ただし、店頭に掲示される店休日を参照のこと。土日は大抵やっている。
- 支払い:現金、カード・キャッシュレス決済不可。