浦上エリアでよく見られるトリ皿うどん
独断と偏見であるが、トリ皿うどんというのは浦上の料理であると勝手に思っているのである。特段そういう根拠も手元にないのであるが、とにかく、そう思っているのである。おそらく、宝来軒別館という原爆資料館至近のちゃんぽん御殿がそうおもわせているのであると信じている。浦上というのは、日本国民が思い描くキリシタンの街のようなもので、これと西坂の丘は繋がっているのだが、あまりそういうものは意識するものはいない。どうも、江戸時代を通じて、出島近辺、在留外国人で消費される獣肉はこの、浦上のエリアでも処理されていた灯される。そぼろの文化はこの辺りからきたともいわれており、普通の皿うどんに飽き足りないとおもったのであろう、これをシンプルに食べ応えのあるものに仕上げたのが、トリ皿うどんである。一般的には焼きそば式の作り方をするものが多く、ちゃんぽん用のスープで煮込んでいく、皿うどんの亜流であろうが、その中でも根強い人気を誇るメニューでもあるのだ。
中華料理 有華飯店のトリ皿うどん
具材は鶏肉、キャベツ、モヤシ、黒キクラゲなどである。麺は唐灰汁の効いた丸平麺のちゃんぽん麺である。スープはちゃんぽんにも使われている鶏ガラスープなのだろう。焼きそばスタイルでの調理となっている。
大ぶりに切り分けられた鶏肉と具材からの煮があるのであろう、麺によく絡んでいる仕上がりである。砂糖もふんだんに使っているのであろう、甘い仕上がりである。
やきめしのセットも相変わらずである。。
中華料理 有華飯店の店情報
- 住所: 長崎市扇町21−11
- 電話番号: 0958483058
- 営業時間: 11:00 - 14:00 17:00 - 19:30
- 定休日:木曜日
- 支払い:現金