食い亭　福江港ターミナルの立ち食いうどん屋　ー五島うどんが食べられるー【閉店】

※２０２１年４月にて閉店となっている。

駅やバスターミナルに見られる立ち食いうどんや蕎麦は、長崎港でも見られるということは以前紹介している。うどんを名産とする五島列島においても、福江港ターミナルビルは二店の飲食店を有し、その片方が、立ち食いのうどん屋（蕎麦あり）なのである。

福江港からは五島列島の下半分への船が出る他、本土方面には長崎と博多へフェリーを、長崎へはジェットフォイルが運行している。また、ターミナル内の売店には多くの五島名産品、五島銘菓が並んでおり、鬼鯖鮨や浜口水産の練り物なども購入できる。ターミナルの紹介はまた別の時にでも。

長崎港ターミナルのうどん屋、南蛮亭も過去に紹介している。

食い亭は五島うどんと蕎麦を売る店で、おかみさんが一人でやっている。出汁をきちんととっている様で、粉末にした海産物を合わせて布袋に入れ、煮出していた。夏の時期になると鰻を獲るのに使うと言って、小分けのする作業に出会したこともある。

五島うどんは予め煮てあるのを小分けして置いておき、注文が入るとすぐに茹で直して、出せる様にされている。時間はほとんどかからずに出てくるのも嬉しい。トッピングとしては、アジスリミ野菜天を好みとしているが、五島らしい灰褐色のすり身が汁を吸っていくのが美味しい。

長崎や博多方面のフェリーや高速船を待つ間に、のんびり五島うどんをすすって最後の別れを惜しむのに良いだろう。船の時間によって、混み合うこともあるだろうから、時間には余裕を見て訪問してほしい。

#dynamic_Nagasaki