9月12日を持って政府のまん延防止等重点措置の解除
長崎市と佐世保市において発令されていたまん延防止等重点措置は9月12日を持って解除され、9月13日から長崎県での措置地域の設定は終了する。佐世保市においては、県独自の緊急事態宣言の継続が宣言されており、これは陽性者数の推移が収まらないためとしている。
9月9日に行われた知事会見の模様では、ワクチンのない時代からの伝統を引き継いでおり、県内におけるワクチンの接種率や陽性者におけるワクチン効果に関する解析は含まれなかった。県内におけるワクチン接種率は、9月7日段階において、一回目の接種率60.5%、二回目の接種率49.1%としており、これは県全体の全年齢を対象とした場合の人口からの算出値である。65歳以上での接種率は一回目が90.3%、二回目が87.8%としている。長崎市内においては個人情報保護に対する意識の高いものが多いらしく、今回の第5波における感染年代の分布が不明であるが、10代から50代までのワクチン接種の済んでいないものにおける感染が増えていたようであるが、データを保有している県からの発表はない。また、今後のワクチン接種の進捗の見通しも会見においては言及されず、記者からの質問もなかった。質問に対しては、知事は答えられない範囲であるらしく、補佐役の二人からの回答が目立った。
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佐世保市以外の長崎県全域においては全面再開
自粛の要請は続くものの、行政からの営業制限等は行われず、飲食店を含む営業は通常に復帰する。ただし、市の施設やショッピングセンターなどにおいては、観光客の戻りまで程遠いこともあり、営業時間の短縮などを継続している場合がある。
- グラバー園: 8:00 - 18:00
- 出島: 8:00 - 18:00
- 稲佐山ロープウェイ: 9:00 - 20:00
原爆資料館などに関しては通常通りの営業に戻っている。飲食店などに関しても平常通りとしているが、新型コロナウイルスの拡大による客足の低下も見られるため、電話連絡等により確認をしていただきたい。また移動の自粛に関しては行政からの要請が継続されていることにも留意していただきたい。
佐世保市においては長崎県独自の緊急事態宣言が適応
佐世保市においては長崎県独自の緊急事態宣言が継続して適応されており、飲食店に対しては20時までの時短営業が要請されている(Nagasaki Safetyを取得している施設に対しては20時までの酒類提供21時閉店)。以下のサイトからNagasaki Safety認証施設に関しての検索が可能である。