海辺のリゾートホテル風の東横イン 比田勝
東横イン比田勝は通常の東横インと違う雰囲気である。オーシャンビューの部屋があったり、隣に温泉があったり、敷地内で対州馬という馬の飼育場があったりと、ビジネスホテルブランドがその枠内で、最大限に加えられるものを加えて出来上がっているのが、東横イン 比田勝である。一種、東横インマニアがいるとするならば、ぜひ泊まってみてほしいホテルである。
訪問は秋も盛りの頃で、景色は1日でも移ろい、夏のような鮮やかなエメラルドグリーンの海から、どこか寒々しい冬の夜明けのように橙に染まった空など、ぼんやりと景色を眺めて、観光やビジネスの空いた時間を過ごすのも楽しい。
東横イン 比田勝のシングルルーム
通常の東横インについては過去の投稿の部屋の内装を見ていただいてもよいであろうし、よくご存知の方もおられることであろう。ビジネスホテルとしての作りであり、壁はオフホワイトで腰壁、カーテンはピンク、静物画のプリントが架けられているのが一般的である。
東横イン 比田勝においては、ベッドの頭側に海の青をあしらった青の壁紙が貼られ、絵画はどこか韓国的な情緒を漂わせる作りになっている。デラックスルームのカテゴリーとなると、これにコーヒーテーブルと椅子のセットに、オーシャンビューの客室となるそうで、バルコニーなどの設置がある部屋もある。
その他の調度は、東横インと同じデスク、ベッド、冷蔵庫、ユニットバスが設えてある。
東横イン 比田勝 デラックスシングルルーム(2023年10月宿泊)
韓国人旅行客が大挙して対馬への訪問が再開している。日本人だけでない観光客により、対馬のホテルは取りにくくなっており、人不足と相まってか、シングルルームは売り切れとなり、デラックスシングルルームに宿泊した。
海側ビューであることと、やや部屋が広い点が選ぶべき点かもしれないが、こちら方面ではdocomoの電波が悪いのは難点。ビジネスでの利用の際にはやめておいた方が良いであろう。
三宇田の海が広がっており、この点は大変に比田勝らしさを感じることができる。
東横イン 比田勝の夜食
市街地からも離れているためか、有料(でも格安)の生ビールのサービスとカレーライスのサービスが夕食としてある。朝食会場と同じ最上階のフロアである。
東横イン 比田勝周囲の食事環境など
東横イン 比田勝は比田勝の街中から2kmほど離れたところに位置している。徒歩圏と見るものもあるだろうが、比田勝での夕食となると、ホテル運行のシャトルバスを利用することになるだろう。また、比田勝周囲では、タクシーの運行が廃止されており(2022年10月現在)、シャトルバスやレンタカーなどでの移動が必要となる。シャトルバス利用の際には、予約を必要とする場合もあるため、フロントで利用時間と利用人数を伝えると良いだろう。
比田勝でのジョギングコースとしては、この周囲でしか出張客が泊まることもないであろうから、この周囲のコースを別記事として挙げておく。時期が良ければ、なかなか良い景色が見られるが、タクシーの便はなく、怪我などないように進んでほしい。
*2023年10月の宿泊時点では、比田勝でのタクシー運行が再開している。台数が少ないのと韓国人観光客の利用が多いのとでなかなか捕まらないようであるが、赤い車が高速で移動している。HIKARIという会社らしい。
東横イン 比田勝のホテル情報
- 住所:対馬市上対馬町西泊1217-5
- 電話番号:0920-88-6045
- ウェブサイト:https://www.toyoko-inn.com/search/detail/00312/
- チェックイン/チェックアウト:16:00(会員は15:00)/10:00