長崎一の歓楽街 銅座・思案橋エリアに近接するリッチモンド ホテル思案橋
現在の建物は2007年に完成し、竹中工務店による設計・施工である。本来のビルの名称を長崎宝塚ビルといい、もともと、この地にあった東宝系の長崎宝塚劇場の跡地である。明治42年にこの地で開業した満知多座から南座を経て、長崎宝塚劇場となり、寄席、歌舞伎、映画などと時代時代での変遷はあるもののエンターテイメントの施設が思案橋にもあったのである。現在は、ビルの名前にその名残を止めるだけで、館内でもそれを感じることはまったくないほどのすこし寂しい状態である。長崎市内でも数々の芝居小屋が江戸時代から昭和中期まで見られたというが、火災や原爆、廃座や映画館への転向などにより徐々に廃れていき、映画館として残るものも、シネマコンプレックスに移り、往時の面影はこのビルの名前にとどまるのみである。
観光客が長崎から連想するモチーフが繰り返されている共用スペースである。
リッチモンドホテル 思案橋のシングルルーム
シングルルームはやや広めの部屋となっており、リッチモンド標準に近いのであろう。その分、部屋の割り付けが難しかったのであろう、廊下に対して部屋の長軸が平行となっている。
リッチモンドホテル 思案橋 朝食
過去には夜光杯として営業している時期もあったが、Covid-19の影響で夜間の営業を停止している。長崎らしい朝食というよりは、リッチモンドホテルらしい、重ためメニューで皿うどんやレモンステーキなどもサービスされるという。
リッチモンドホテル 思案橋 アクセス
リッチモンドホテルの面した道路は通行方向に注意が必要である。朝3時から夜16時までは二車線を双方向通行、16時以降は一方通行の道路となる。長崎市内では道路の幅にかかわらず、一方通行の設定があるため、注意を要することがある。
- 住所:長崎市本石灰町6−38
- 電話番号:0958322525
- ウェブ:http://www.richmondhotel.jp/nagasaki/
- チェックイン:14:00 チェックアウト:11:00(リッチモンド会員には12:00)