長崎で皿うどんを巡る　その１８　翠雲閣　太麺

交通至便で出前の多いちゃんぽん食堂

大波止のバス停から一本路地を入った店舗である。トーカンマンションの一階の店舗用スペースにあるちゃんぽん食堂で、電車通り（路面電車の走るメインとなる道路）から駐車場を経由してアクセスしやすいところにある。

前回の記事からの引用。

創業５３年ほどになるという、この店であるが、２代目だという。出前注文も多く入る、地元でも愛される店なのであろう。メニューを伝える際には食堂と出前とを言い分けて捌いていく様はなかなか見ていて飽きない。

f:id:limken21:20210325173638j:plain — 営業中の上りが目印となる

f:id:limken21:20210325173627j:plain — 前には原動機付き自転車が置かれ、電話はひっきりなし、出前で忙しい時間がある

以前、ちゃんぽんを紹介している。以下の記事となる。

dynamic-nagasaki.hatenablog.com

さて、店内はというと、再度紹介する。

f:id:limken21:20210325173531j:plain — 奥の調理場は広い　入り口にはいくつものオカモチが置かれている。

f:id:limken21:20210325173552j:plain — 小上がりの方面とを分ける間仕切りは中華風テイストである

f:id:limken21:20210325173541j:plain — メニューを再掲

翠雲閣の太麺皿うどん

具材はちくわ、ハンペン(紅白)、もやし、キャベツ、豚肉、ゲソである。麺は焦げ目がつくまで焼かれたちゃんぽん麺で、唐灰汁入りである。少しちゃんぽん用のスープが入っているらしいが、それより砂糖の甘味が強く感じられる餡掛けタイプである。

f:id:limken21:20210325173603j:plain — 翠雲閣の皿うどん太麺　あんかけである。。。

f:id:limken21:20210325173616j:plain — 麺はこの通り　ちゃんぽん麺である

よく和えていただくのであるが、やはり、皿うどんの太麺は餡掛けでない方が好きであった。

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長崎の太麺皿うどんには二つのタイプがある。細麺のように餡掛けにしてあるものと焼きそばのように具材を麺と混ぜ込んであるものとである。どちらがというのはないだろうが、わたしの好みでいけば、焼きそばのタイプである。出前をするような店では、冷めないようにということなのだろうか、前者の餡掛けタイプが多いような気がする。砂糖のたっぷり入った餡掛けカタ焼きそばという。