#dynamic_Nagasaki

長崎県をDynamic Nagasakiとして見つめ直します。現在おっさんがちゃんぽん食べ歩いています。乗り物、旅行、自転車、ジョギングも!

長崎で皿うどんを巡る その27 共楽園 そぼろ皿うどん 眼鏡橋(古川町)

 眼鏡橋そばの共楽園

前の記事では、「創業70年の中華料理店」と記載しているが、ここは潔く、自らちゃんぽん・皿うどん屋と称していた。それ以外のメニューが唐揚げとやきめしだけになってしまっている。前回の訪問(2020年9月)からの変更点があるようであるから、前回の記事とメニューを見比べてみて欲しい。

相変わらず、雪の日でも、なんの日でもお一人様のお客が多い店で、Covid-19下でも皆行儀よく一つずつ席を開けて座らされていた。提供に時間のかかるちゃんぽんや皿うどんといったメニューを提供している割にスムーズに捌かれて行く。スタッフの数は多く、奥と入り口側で二つに分かれているフロアがあるのを行ったり来たりと注文をとり、提供して回っている。

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出前もしているため、常時2台の原動機付き自転車が止まる

dynamic-nagasaki.hatenablog.com

前回訪問時とメニューが変更となっており、間違い探しのようになってくる。麺類でいくつかのメニューが廃止されたようである。食材がなくなると、終了となる料理もある。

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新しくなったメニュー 麺類が減少している

共楽園の皿うどん 冬には小牡蠣でネギと共に良いアクセントとなる

上下に具材と麺がきれいに層状に分けられた様は、ちゃんぽんと同じで、共楽園のどこか几帳面な一面なのかもしれない。具材はキャベツ、白ネギ、モヤシ、ちくわ、紅白のはんぺん、豚肉にゲソと小牡蠣である。炒めた焼きそばタイプで、麺は平麺の唐灰汁強めの麺である。野菜はたっぷりと使われており、スープとしっとりと和えて、火が通る手前まで炒めてある。スープはちゃんぽん用の鶏ガラのようで、冬季には、あさりが小牡蠣となり、野菜の風味や海鮮の出汁が加わり、また風味が異なる。ネギの香りや甘味がまた他店にはないアクセントである。ちゃんぽん碗と異なる雰囲気の平皿が用いられている。独特な風貌の皿うどんなのであるが、汁の残りが全くないあたり、下手な中華料理店より良い塩梅である。

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共楽園の太麺皿うどん

太麺皿うどんと一般的に言われるのであろうが、ここでの記載はそぼろ皿うどんとしているのもまた興味深い。

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冬季は小牡蠣がパラパラと

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隠れて見えない麺はこの通り 灰褐色の平麺である

2021年1月訪問

店情報

  • 住所: 長崎市古川町5
  • 電話番号: 0958228257
  • 営業時間: 11:00 - 14:00 17:00 - 20:00
  • 営業日: 火曜日定休日
  • 支払い:現金

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