#dynamic_Nagasaki

長崎県をDynamic Nagasakiとして見つめ直します。現在おっさんがちゃんぽん食べ歩いています。乗り物、旅行、自転車、ジョギングも!

お食事処 うおいち食堂 佐世保の朝食 海鮮丼や刺身定食

佐世保魚市の食堂で朝ごはん、相浦駅まで

相浦は佐世保の中でも古いエリアである。現在の佐世保市街地ができる以前、佐世保のエリアでは相浦、早岐、三河内のあたりに大きな集落があり、現在の佐世保の中心地には田んぼが広がっていたと言われている。相浦・佐世保は北松炭鉱群(北松炭田と呼ばれた)の中心的な地点であり、相浦から積出されていた写真も残っている。今回利用した松浦鉄道には支線が多くあり、炭鉱からの輸送をになっていたのであった。1950年代には北松炭田は最盛期を迎えたが、エネルギー政策の転換や薄い鉱床を掘り進むコスト高により1974年の鹿町炭鉱の閉山により、幕をおろした。ピーク後、松浦線の支線であった、臼ノ浦線(佐々ー臼ノ浦)、世知原線(吉井ー世知原)、柚木線(左石ー柚木)も徐々に営業を終え、駅構内にその面影を止めるだけになっている。第三セクター化された松浦鉄道の初期車両(MR-100型)はミャンマー国鉄に転籍して、現在でも南国の地でその姿を見られるという。

開業当初、最長の第三セクターと呼ばれていた松浦鉄道にて、早朝、佐世保駅を出発し、相浦まで向かった。

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高架化された佐世保駅 787系が朝日を浴びている

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松浦鉄道の最新型車両はMR-600である 朝のラッシュに併せて二両に増結されており、単線ながら、あちこちに行き違いの停車があり、1時間に五本まで走行可能である

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相浦駅構内 コンクリートのアーチ天井が昭和を感じさせる

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駅は高台にあり、駅舎はこの通り 駅員さんはいない

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かつての様子を示す説明板 今の駐車場になっているエリアには駅舎があったようだ

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車両からも見える断崖の相浦港

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漁船が多く停泊する相浦港 遠くに閉鎖した発電所の煙突が見える

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佐世保魚市場の場内

佐世保の古い、三浦地区の水産市場、万津町に開業した魚市場の分場のうち、昭和13年(1938年)に設置されたのが相浦の魚市場である。平成9年(1997年)に全ての機能が移転して、相浦の佐世保魚市場として開場した。かつては、といっても、1990年代の前半までは、万津町のそばの水揚げ場に、手カキ(手かき棒)を持ったおじさんたちが、魚の血を時に飛ばしながら、早朝のまだ日の明けない頃から働いている姿があった。また、隣接した朝市ではマムシ酒から農産品、魚、干物などが売られていた。朝市の食堂も冬にはもうもうと湯気をたてて、独特の活気が見られていた。

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佐世保魚市場のエントランス

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食堂の入る建物

うおいち食堂

魚市の関係者だけが出入りしているらしい食堂であり、夫婦なのだろうか、家族で運営しているらしい。出入りする常連さんの噂なども、といっても誰のことかはさっぱりわからないだが、時折聞こえてくるほどである。

海産物を一般向けに売っている鮮魚店、ちゃんぽん食堂風の様相の店も一緒に並んでいる、ショッピング街のようになっているのである。

この手の店には、必ず小上がりが必要である。仕事終わりの漁師さんたちが彼らにとっての仕事終わりの時間、サラリーマンの夕方の時間帯にあたる午前中にビール、日本酒、焼酎などを並べているのが見られる。

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小さな店の並ぶ通りに、お食事処 うおいち食堂

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うおいち食堂のメニュー

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うおいち食堂のメニュー2 値上がりをしているらしいが、このコラージュもまた良い

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うおいち食堂の店内様子 小上がりがある

うおいち食堂の海鮮丼

サバの南蛮漬け、丼ものとして、タイ(腹のぶぶん)、ヒラス、カツオ、サーモンが載っている、潮汁が提供される。

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海鮮丼

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海鮮丼の様子

うおいち食堂 店情報

住所:佐世保市相浦町1563

営業時間:05:30 - 15:00

定休日:日曜日

電話番号:0956487897

期せずして、カキフライ総統も鹿児島の魚市の食堂に行ったそうであるから。。なかなか人のタイミングは興味深い。

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