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長崎県をDynamic Nagasakiとして見つめ直します。現在おっさんがちゃんぽん食べ歩いています。乗り物、旅行、自転車、ジョギングも!

【ながさきの乗り物】 九州郵船 フェリーちくし・きずな 博多ー壱岐 郷ノ浦/芦辺ー対馬 厳原

全行程5時間弱の船旅

南北に長い長崎県であり、これを最も実感できるのが、大村から対馬へのフライトと博多から厳原あるいは比田勝までのフェリーの旅であろう。平戸の津吉から南島原の加津佐までを車で行く(4時間ほどかかる)などというのも、長崎県の広大さを実感できるであろう。

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厳原港に停泊するフェリーちくし

博多から壱岐経由で対馬へ行くルートはジェットフォイルであれば、2時間強、フェリーであれば、5時間ほどかかる。フェリーでは5時間という時間であるため、夜行便も運行されている。

ダイヤや運賃については、頻回な変更もある時勢であるから、ウェブサイトを参照してほしい。

www.kyu-you.co.jp

dynamic-nagasaki.com

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郷ノ浦港を出港し、壱岐島をゆく

九州郵船 フェリーちくし・きずな

博多と壱岐・対馬を結ぶ九州郵船の航路には「ちくし」と「きずな」と名付けられたフェリーが就航している。離島における物流の主体を担っている船舶である。

フェリーきずな

  • 2012年4月1日就航 2012年竣工
  • 全長 :94.10m
  • 幅 :14.80m
  • 最大喫水 :4.0m
  • 総トン数 :1,809トン
  • 最高速力 :21.72ノット
  • 航海速力 :19ノット
  • 旅客定員 : 678名(1等、2等指定、2等の合計)
  • 車輌搭載能力 :約80台

フェリーちくし

  • 1994年4月1日就航 1994年3月竣工
  • 全長 :97.37m
  • 幅 :14.60m
  • 最大喫水 :4.0m
  • 総トン数 :1,926トン
  • 最高速力 :-ノット
  • 航海速力 :19ノット
  • 旅客定員 :753名(1等、2等指定、2等の合計)
  • 車輌搭載能力 :約80台

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郷ノ浦港に入港するフェリーちくし

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フェリーちくし全体図

フェリーちくしは車両甲板一層と乗客・乗員向けの甲板三層の四層からなる。第4甲板から乗船し、階段を有する吹き抜けを上っていくと、一等船室がある。船尾にはゲームコーナーも設けられており、長い船旅で利用するものもいる。

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乗船口のスペース

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フェリーちくし インフォメーション

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フェリーちくし 二等船室

九州郵船のフェリーの上では売店はない

壱岐の郷ノ浦港から乗船であった。郷ノ浦港の売店で購入したものを昼食としたのである。長崎県産のコメは農業行政により、全て長崎県産米として出荷されていくのであるが、壱岐のコメは美味しいのであるが、これもごちゃ混ぜにして出荷していく姿勢でいるらしい。壱岐島内では壱岐のコメが食べられ、これがなんとも言えず美味いのである。コンビニの怪しい食事以外においては島内の各地で壱岐米が提供されているため、普段より多量の米を食べることになる。芦辺のかねや別館では毎食毎食大量のコメを食することになるのである。

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フェリーちくしに売店はないため、郷ノ浦フェリーターミナルで購入したおにぎりをいただく

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フェリーちくし 一等船室

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上級船室

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上級船室

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フェリーちくし甲板

五島灘の海域とは、また違う航海になるのが、長崎の海の広さを感じさせる。五島灘は風の影響を受けて、波のうねりが大きくなる傾向にあり、対馬方面では対馬海流を横断するため、壱岐・対馬間の船体の揺れが大きく感じられることがある。長崎ー福江間では最短で3時間程度(五島列島の寄港地が多いと4時間半ほど)の航海であるが、博多ー壱岐ー対馬間は5時間ほどである。博多ー壱岐ー対馬間を航行するちくし・きずなでは、時間の長い分、アメニティ面でも、ゆとりのある作りとなっている。

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壱岐島の周辺を抜けると波が高くなる

最後に、輪行に関してであるが、輪行袋に入れている場合には、ジェットフォイル便、フェリー便ともに利用が可能である。フェリー便では客室内まで持ち込みが可能であった。これも係員の指示に従ってほしい。

 

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厳原港に停泊するフェリーちくし
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