『フュージョンディッシュ蘭桂坊』韮拌麺　長崎駅前【長崎で拌麺(パンメン)を巡る】２

再び蘭桂坊

ちゃんぽんを毎日巡るのもやはり、どこか飽きというものがくる。そこで、直近に訪れた、拌麺の店を紹介する。ちゃんぽんがなかなか違った型で楽しめた蘭桂坊であったが、帰りがけになんとはなしにメニューを覗き込んでみたところ、したの方に小さく拌麺の文字を見つけたのである。こうなると大変で、さっさと予定のあるところで、再訪を決定し、友人を連れて、再訪したのである。東京から来て、広東風（？？？）ちゃんぽんを食べる羽目になった友人も可哀想といえば可哀想であった。

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f:id:limken21:20200827114215j:plain — 蘭桂坊の外観

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f:id:limken21:20200827114154j:plain — 帰りがけに覗いてみると、左下に韮拌麺の文字が・・・

フュージョンディッシュ蘭桂坊の韮拌麺（ニラパンメン）

韮拌麺というのは拌麺の中でも亜種の様であり、拌麺という概念がそもそも、長崎市内でも、どこかふわっとしているから、なおのこと難しい様に思う。蘭桂坊の韮拌麺は、拌麺らしい、茶色い外観にニラの緑が見えるものであった。

具材は玉ねぎ、キャベツ、ニラ、アサリ、イカ、エビ、豚肉にもやしであった。他店の拌麺にある様に、ちゃんぽんに使われる唐灰汁入りのちゃんぽん麺を使っている。スープはやはりちゃんぽんのもの由来である様である。具材の順番とした様に、玉ねぎの方がキャベツより目立ち、玉ねぎの甘味・旨味とニラの香りがまたちゃんぽんとの風味の違いを際立たせるのが良い。

f:id:limken21:20200827114226j:plain — 蘭桂坊の韮拌麺

作り方は未だに謎（まだ聞き取り調査に行っていないため）なのであるが、焼きちゃんぽんの様なものであろう。具材を炒めた所にちゃんぽん向けのスープと麺を入れて少し焼くというものであろうが、できる限り、具材の旨味がスープにも出て、この汁がちゃんぽん麺に馴染んだ方が美味であるし、唐灰汁が出て少しく汁がとろりとするのがまた絡みやすくなっているのであろう。ちゃんぽんでは白濁したスープもややベージュがかったものであった。