#dynamic_Nagasaki

長崎県をDynamic Nagasakiとして見つめ直します。現在おっさんがちゃんぽん食べ歩いています。乗り物、旅行、自転車、ジョギングも!

大村で大村寿司を巡る その3 大村寿司 ぎおん本舗

 ぎおん寿司と呼ばれるぎおん本舗

用務先から、ぎおん本舗に行こうとなり、 「レストランのぎおんさん、お願いします」と伝えたところ、ぎおん寿司ですねとのこと。ぎおん本舗は地元でぎおん寿司と呼ばれているらしい。

50年ほど続いている店であり、のんびりとした、大村ホスピタリティに溢れている。女将さんは大村らしい、ゆったりとした奥ゆかしい大村の言葉を話して、忙しそうに走り回っていた。平日の遅い時間であったため、特に混み合っている風もなかった。

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ぎおん本舗の外観

白飯代わりの大村寿司

テーブル席と小上がりの座敷の席が用意されており、和食レストランのような形態で営業されている。定食、丼もの、麺類などが提供されており、これらと(丼ものに合わせるかは別であるが)大村寿司の組み合わせも可能である、白飯代わりの大村寿司である。

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ぎおん本舗の店内

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ぎおん本舗のメニュー

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ぎおん本舗メニュー その2

ぎおん本舗の大村寿司

大村寿司に白いご飯からの変更は可能であるらしい。そこで、アジフライ定食とし、大村寿司一つを追加し、二つとした。

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アジフライ定食+追い大村寿司+サービスの茶碗蒸し

ぎおん本舗の大村寿司では、でんぶ、紅と緑のハンペン、干瓢、長いごぼうが主な具材である。錦糸卵は厚くもなく薄くもなく敷き詰められ、間から彩り良さが見えるくらいである。

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ぎおん本舗の大村寿司

ゴハンは酢がほどよく、甘さも控えめで、全体に具材とのバランスが良くなるようになっている。押しは中程度、ご飯粒は潰れていないが、箸で切り分けてもほとんど崩れない程度にしてある。隠し味とも言えるのが胡麻の風味である。プチッとした瞬間に甘塩っぱさと酸味に白胡麻の香りが添えられるのはまた嬉しい驚きであった。

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ぎおん本舗の大村寿司 やや斜め上から

アジフライは大きめのパン粉が塗されているが、薄めに付けられており、さくっとした歯触りになっている。揚げ物に大村寿司とフェスティブな気分を盛り上げるには良いものだった。

大相撲とぎおん本舗のゆかり

入り口では国技館カレーなるものが売られている。訊くと、女将さんの息子さんは大相撲の相撲力士だという。出羽海部屋の三段目の出羽の空というらしい。長崎の空の玄関口大村らしい気もする。Covid-19下で帰省もままならないが、長崎県内の巡業まで会えないかもとどこか心細そうな女将さんの様子は、また店とは違った母の顔であった。

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国技館カレー

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おすもうさんの手形がいっぱい。

ぎおん本舗の店情報

全国でも催事などを通して、大村寿司の知名度は上がってきているという。ぎおん本舗では、ついに、冷凍大村寿司を開発したようで、電子レンジでの加温でホカホカの大村寿司(見たことはないのだが)をいただけるという。

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ぎおん本舗の持ち帰りコーナー

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