南島原のそうめん マイメンいつメン 島原手延素麺
マーイメン いーつメン しまばら てのべそーめん♪とやっているYoutube動画がある。ぜひ一度聴いてみてほしい。そして踊れるようになってほしい。
長崎には多彩で独特の麺文化があり、南島原の手延素麺、対馬・島原の「ろくべえ」、五島列島 有川(新上五島町)の五島うどんに、当ブログでのメインテーマとなっている長崎市の「ちゃんぽん」である。この中の南島原の手延素麺を売り出そうと、南島原市がプロモーションをかけたのが、以下のビデオである。
mymen.minamishimabara-somen.jp
島原の手延素麺は全国のシェア30%ほどを占めているが、長崎県などでは贈答用に、やり取りがされているが、全国区ではあまり知名度は高くない。17世紀にその起源をもち、諸説あるが、島原の乱後の小豆島の民の移住とともに伝来した説と、大陸の福州の製麺技術が長崎の唐寺を通して伝来した説とがある。
作り方は一見、五島うどんと似ている。そうめんとなるか、うどんとなるか、の違いは太さだけであろうか。五島うどんは椿油を塗って乾燥させるが、島原の素麺はそれがない。素麺は太さが細いこともあり、乾燥における時間が短く済むこともあるのであろうか。
麺商 須川 面喰い 有家のそうめん屋
1989年創業とされる、有家のそうめん屋、麺商須川の食事処が「面喰い」である。30種類ほどのメニューを店のおばちゃんが捌いていくのをみているだけでも楽しいのである。そうめんであるから、茹で時間は短く、夏場には氷でキンと麺を締めたぶっかけ様のスタイルであるし、冬場には汁物にしてと、とかく、バリエーションが確保できるのも麺料理の良いところである。
店内は木材がふんだんに使われ、梁にはコースターが貼られており、昭和のドライブイン、和風版のような出立である。
麺商 須川のちゃんぽん
具材はキャベツ、モヤシ、ニンジン、タマネギ、豚肉、カンボコ(ハンペンというより板付)などである。麺は当然、そうめんである。スープは鶏ガラベースであろう。
野菜炒め載せなのであるが、スープまでは一緒に煮込んであり、麺は細いため、すぐに味が馴染む。ちゃんぽんの変種としてもなかなか良いものではあるため、少し変わり種で、コクやらボリュームやらを求めたい方に良さそうである。ただ、炭水化物量としては少ない印象になりやすい。
そうめんの恐ろしいところは、いくらでもいただけるような気がしてしまうところであろうか。
麺商 須川の店情報
麺商須川のそうめんには、さまざまなラインナップが用意されている。中でも、昆布素麺が筆者の中でもヒット商品で、家に常備をしておく逸品である。
昆布そうめん。
— DRK (@limken21) 2022年8月28日
やはりバーでキンっとしまった氷でそうめんを冷やすといいよねえ。#dynamic_Nagasaki pic.twitter.com/WkGZYeMPF3
昆布が一等によく、イカ墨は次点としている。昆布のは乳麺にしてもよく汎用性が高い。イカ墨はトマト出汁でいただくと美味しい。
マイメンいつメン島原手延素麺!
— DRK (@limken21) 2022年8月26日
冷やでも、煮ても、炒めても、美味しいのが島原の手延べ素麺!#おどみゃ島原 pic.twitter.com/lRVEhNsDw4
- 住所:南島原市西有家町里坊93-1
- 電話番号:0957820848
- ウェブサイト:http://mensho-sukawa.com
- 営業時間:9:00 - 17:00