2020の長崎くんち
2020年は色々と波乱はありますが、長崎での二大行事の一つ、長崎くんちは一応開催予定であります。中止が決まりそうです。長崎くんちは、長崎の旧市街の祭りで、大浦や浦上のくんちとは違う、豪華で見栄っ張りな長崎のまちっこらしい、諏訪神社の秋の大祭です。。詳細の決定は4月末とのことでありますが、この西の果ての人々は今か今かと裏情報を流し合うのが通例です。こちらでは、前回データと発表データを元にお話しします。裏話は住んでいる人々の特権。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、長崎の秋の大祭「長崎くんち」の奉納踊りも中止する方向で調整が進められています。
関係者などによりますと、4月12日に 踊町や年番町、伝統芸能振興会などが集まって会議を開き、奉納踊りの中止について協議することにしています。
約400年の歴史の中で、コレラや戦争、天皇陛下が病床にある場合など、奉納踊りが中止になっています。
長崎の地方局KTNの報道によると。上記のように4月12日の協議により、発表があるようですが、奉納踊りは中止の方向のようです。
日程
毎年、長崎くんちは同じ日程で行われます。10月7日、8日、9日の三日間。
令和2年10月7、8、9日
出し物
出し物は以下の通り。
桶屋町 | 傘鉾・本踊(ほんおどり) |
船大工町 | 傘鉾・川船(かわふね) |
万屋町 | 傘鉾・鯨の潮吹き(くじらのしおふき) |
栄町 | 傘鉾・阿蘭陀万歳(おらんだまんざい) |
本石灰町 | 傘鉾・御朱印船(ごしゅいんせん) |
丸山町 | 傘鉾・本踊(ほんおどり) |
出来大工町 | |
大井手町 | |
八千代町 |
本踊が二ヶ町、「阿蘭陀万歳」に「鯨の潮吹き」にとまあ、龍踊やコッコデショがないものの、長崎くんちらしい演目が並びます。
お借りしてきた、前回の年のYoutubeの画像を見てみましょう。
2013年 船大工町 川船
2013年 万屋町 鯨の潮吹き
2013年 栄町 阿蘭陀万歳
長崎では、夏の暑さはおくんちまで。しゃぎりの音を聞きながら、何とも秋の物悲しい涼しさを感じる時期になるのです。
観覧券の発売
チケットの購入はなかなかハードルが高いのが現状です。諏訪神社を筆頭に、八坂神社、御旅所(大波止)、中央公園の4ヶ所の踊場での観覧と街中の「庭先回り」とがあります。踊場の中でも、特に諏訪神社のお下り・お上りにあたる神事のものは一番の人気で、各踊町もいちばん力が入るものです。お下り・お上りは朝早く行われ、他の踊場では夕方やお昼の出し物もあります。
インターネットでの販売がある踊場もあり、発売時期なども併せて、以下のサイトにて、確認できます。
終わりに
遠方の方に聞いてみると、参加してみたいという声も多い長崎くんちですが、日程は毎年同じで、あとは、どこで、どの演目をどのようにみたいかによるのです。