#dynamic_Nagasaki

長崎県をDynamic Nagasakiとして見つめ直します。現在おっさんがちゃんぽん食べ歩いています。乗り物、旅行、自転車、ジョギングも!

長崎和牛焼肉ぴゅあ 長崎市内の持ち帰り その4

「かぶり」とは

長崎弁で「かぶり」というと飲食店で提供された、食事の残りを持ち帰る、あるいはお土産や持ち帰りとして包んでもらうものをさします。寿司屋や日本料理店のカウンターで

「こいば、かぶりにしてくれんね」

と注文するおじさまを目にすることでしょう。どうも、福岡や長崎県北でもそのような使い方をする方々がいるようですが、長崎市内が主のようなのです。他で聞いたことがあるという方、ご教示いただけますと幸いです。

さて、今回のコロナ騒動。長崎市内での「かぶり文化」からくる、テイクアウト、持ち帰りメニューが百花繚乱。ウェブサイトまでできており、一部の店舗では、行列ができるほどになっています。

nagasakicci.jp

長崎和牛焼肉ぴゅあ

長崎中華街から至近の焼肉屋なのだが、案外、市民には知られていないようである。長崎和牛焼肉ぴゅあはJA全農ながさきの直営で、長崎の農産物をリーズナブルな値段で提供されているという。幾泊か滞在されたり、再度来崎される方には長崎の農産品の体験という点では、良いようである。

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レストラン全景。
長崎和牛

長崎和牛という言葉は新しく、全くパッとしないのである。連想する牛の姿すら浮かばない、怪しげなブランドを和牛ブームに乗って立ち上げたのだろう。

長崎での牛肉といえば、離島・県北地域での牛肉が主体で、平戸牛を始め、壱岐牛、五島牛、いきつき牛など、それぞれ固有のブランドを有していた。平戸や生月の山頭草原では、強い風を浴びながら、牛が牧草を食む姿を眺められ、これが平戸の牛かあなどと子供心に思ったものであった。レストランでも、平戸牛や伊万里牛などという表記がメニューでは当たり前であった。

佐賀もそうであった。伊万里牛とは呼んでいたが、初めから佐賀牛などという名前ではなかったのだ。いつ頃からか、怪しげな「長崎和牛」ブランドが立ち上げられて、現在に至る。地方の中の地域における農業の固有性が失われてきてる。

www.nagasakiwagyu.com

nagasakiwagyu-brand.jp

 

さて、本題の持ち帰り。お昼時のみの営業である。

  • 長崎和牛カルビ重 800円(税込)
  • 長崎和牛自家製ローストビーフ重 800円(税込)
  • 長崎和牛まかない重 700円(税込)
  • 長崎県産豚バラ重 700円(税込)
  • 日替わり重 700円(税込)

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長崎和牛ローストビーフ重。元々ランチのメニューでもあったように記憶している。

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長崎和牛らしい、舌の上で解れるような脂と肉質のローストビーフが美味。


コロナウイルスの感染が終息した際には伺ってみたい。

店情報

  • 営業時間:持ち帰りは昼時のみ、5月11日から17日。1日の食数限定でもある。
  • 住所:長崎市新地町2−7
  • 電話番号:095-824-2900 (にく。。。)
  • ウェブサイト:http://www.yakiniku-pure.com

 

 

 

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