#dynamic_Nagasaki

Dynamic Nagasakiを見つめ直します。現在おっさんがちゃんぽん食べ歩いています。

五島の雲と空 山本二三美術館 福江 武家屋敷 ジブリの空は五島の空?

五島の雲と空を描く山本二三

五島は日本列島の西の果ての一角をなし、雲が生まれるところでもある。東シナ海を渡ってきた湿った風が陸地にあたり、ここで雲が生じる。かつて、南アフリカの喜望峰を訪れたときにも同じような風景を見たのだ。吹き渡ってくる風から流れるように雲が生まれる。五島にはそんな瞬間がどこかで見られる。

五島の空はどこか懐かしい感じがある。感じがあるというのはふわっとしていて、何も伝えられないが、#福江紀行 としているように、五島には五島の空気があり、のんびりとした五島の人柄と澄んだ空気が、出張で行っても、遠いところへ来たようにさせる。青く抜ける中に刻一刻と五島上空を抜ける風で変化する雲があり、海も空気も透明感がある。夏に行けば夏休みの気分となる。

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山本二三美術館の向かい

「天空の城ラピュタ」「もののけ姫」などの美術監督として活躍している山本二三氏は長崎県五島市の出身である。海や空が舞台となるシーンも多い、「宇宙少年コナン」なども彼の美術監督を受けている。幻想的なシーンも多い「千と千尋の神隠し」の背景も作成している。

www.goto-yamamoto-nizo-museum.com

山本二三氏は長崎県五島市の出身で、中学校までを五島ですごしたという。五島の人々にあるように、他所へ出て行って、名をなしたひとである。五島の空を眺め、雲の姿のうつろいゆくのを眺めていると、山本二三氏の頭にはこれが鮮明な記憶としてあるのだろうと思う。

山本二三美術館

2018年7月1日に五島福江の武家屋敷街に開館した美術館である。内部には各作品を展示してあるほか、仕事場の再現が行われており、この辺りも見所だろう。何よりも嬉しいのは、武家屋敷を改修して作られているため、綺麗な庭であったり、建物の雰囲気を味わうことができるのである。

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山本二三美術館 門から玄関を眺める

建物は1863年(江戸時代)に建てられた武家屋敷「松園邸」である。1962年、昭和37年 9月26日に起こった福江大火のエリアとは反対側に位置し、福江に残る数少ない古い建築物が残るエリアに位置している。五島藩時代の建物は、五島市の指定文化財となっている。

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山本二三美術館 松園邸のあらまし

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山本二三美術館 入り口 呼び板が置かれている

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山本二三美術館 庭の風景 石垣が印象的である

台風や冬の強風が吹き付ける五島において、かつては石垣でくるりと囲んで家を守る様式が多く、黄島にはそれが迷路のようになっている。対馬の防火壁とはまた違う石材でできており、黒色の岩の積まれている福江の様子は日本的でもある。

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山本二三美術館 アトリエ

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床や天井にあしらわれた五島の地図

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違う眺めで雲を眺める

開館情報

 

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