「かぶり」とは
長崎弁で「かぶり」というと飲食店で提供された、食事の残りを持ち帰る、あるいはお土産や持ち帰りとして包んでもらうものをさします。寿司屋や日本料理店のカウンターで
「こいば、かぶりにしてくれんね」
と注文するおじさまを目にすることでしょう。どうも、福岡や長崎県北でもそのような使い方をする方々がいるようですが、長崎市内が主のようなのです。他で聞いたことがあるという方、ご教示いただけますと幸いです。
さて、今回のコロナ騒動。長崎市内での「かぶり文化」からくる、テイクアウト、持ち帰りメニューが百花繚乱。ウェブサイトまでできており、一部の店舗では、行列ができるほどになっています。
紅灯記の持ち帰りは要予約
市役所や市の図書館、周辺官公庁に用事がある際、無性に広州・香港の味が恋しいような時に訪れるようにしている紅灯記ですが、このコロナウイルス感染拡大に伴う自粛期間中には持ち帰りが可能です。5月14日現在、来週まではディナーの代わりのオードブル持ち帰りが可能である様子。当日でも予約可能であるため、チェックしてみると良いだろう。
休業の間もお席やテイクアウトのお問い合わせ、ありがとうございました。
— madam譚 紅灯記 (@tsuyatama33) 2020年4月30日
お知らせです。
明日5月1日(金)より予約制のテイクアウトだけ、営業を再開致します。
テイクアウトはオードブル6品の盛り合わせを二種類(各税込2500円)ご用意しております。 pic.twitter.com/K4wyhBafUT
若女将さんのツイッターでチェックしてみるといいでしょう。
dynamic-nagasaki.hatenablog.com
メニューは二つ、時季のおすすめが詰まっている
叉焼、よだれ鳥、大根餅の春巻き、燻製豚肉の炒め、酢豚、砂肝筍の山椒炒めなど、この時期のおすすめや、好みであったメニューが詰められている。二人前くらいが目安のようである。
BOX-A
- 広東式窯焼叉焼
- よだれ鶏
- 牛頬肉のルーウェイと乳酸発酵させた中国ピクルス
- 燻製豚肉と新ジャガの炒め
- 海老チリソース煮
- 大根餅の春巻
BOX-B
- 本日の魚の燻製ネギ生姜ソース
- 黒酢酢豚
- 砂肝と新筍の花椒炒め
- 回鍋肉
- 青菜のにんにく炒め
- 特製焼売
4月下旬のゴタゴタで、こちらのディナーについては紹介できていないのだが、ツイッターでの投稿でご紹介します。これを家で頂けるのはなんとも嬉しいものである。
一種、香港並みな換気を入れながら、明るいうちからノンビリとできた。スモークサバ、エビワンタン、よだれドリ、大根餅春巻。。
— DRK (@limken21) 2020年4月15日
ワンタンが雲呑であった。幸せな夕方であった。紅灯記にて。#dynamic_Nagasaki pic.twitter.com/u20acHnSd3
チャーシュー、旬菜のニンニク炒め、燻製豚肉の塩炒め、麻婆豆腐。。。
— DRK (@limken21) 2020年4月15日
チャーシューはここのシグネチャである。香港に行った気分で、かなりお得な気分である。蜜の効いた焼き目とジューシーなもの。
一口ずつか少し多いくらいだが、ぺろっとなくなるのである。#dynamic_Nagasaki 紅灯記にて pic.twitter.com/lIVbhvmm92
ほとんど、持ち帰りメニューそのままなのである。
店情報
- 時間:11時30分〜13時30分、17時30分〜20時30分
- 定休日:日曜日。その他不定休。
- 支払い:現金、キャッシュレス決済可。
- 電話:095-826-3004
- 〒850-0033 長崎県長崎市万才町3-2