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長崎県をDynamic Nagasakiとして見つめ直します。現在おっさんがちゃんぽん食べ歩いています。乗り物、旅行、自転車、ジョギングも!

『中華レストラン 萬寿亭』生卵の載った諫早の老舗【長崎県でちゃんぽんを巡る】96

中華レストラン 萬寿亭

最寄駅は島原鉄道 幸駅であり、県営バスの車両基地がある厚生町もまた最寄である。日本ハムの工場も近く、この辺りの道路は一日中車の通りが絶えないエリアでもある。関東でも知る人ぞ知る存在になりつつある回転寿司の若竹丸の本店もこのエリアに位置する。

萬寿亭は昭和時代の名残が各所に見られる中華レストランである。創業年は定かではないのだが、店内の大きなプラスチックのメニュー板などは昭和の面影がある。純中華料理を名乗っていた頃もあるようで、この表記はある意味珍しく、長崎市内では天天有で見られるものである。中国料理との表記ではなく、1940−50年代に一般的であった表記であるため。案外この創業は早いのかもしれない。

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県営バスの東厚生町からも、日本ハムの工場からも、幸駅からもすぐの立地のパンダの看板

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屋号の看板がどこか古風に変化が見られるようだ

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店頭のやや煤けた見本メニュー どこか質実剛健

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Covid-19下での営業形態を示す案内

メニューは多様であり、町中華感覚での利用も可能である。作ったまんま、見たまんまの名前がついていることもあり、漢字熟語タイプの献立でないのも興味深い。

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萬寿亭のメニュー

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萬寿亭のメニュー

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ランチにはセットメニューもあり、こちらを頼む客が多い

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セットメニューのその2

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どこか懐かしい気もする、駅の運賃表にも見えるメニュー表

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広い厨房を有する店内 おかみさんと旦那さんが二人で切り盛りしている時間であった

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中華料理店らしい円卓は久しぶりに見た気もする

萬寿亭のちゃんぽん

具材はキャベツ、モヤシ、ニンジン、タマネギ、ブロッコリー、イカゲソ、アサリ、豚肉、ハンペン(紅)、黒キクラゲ、椎茸、ハクサイなどである。麺は唐灰汁弱めの丸麺のちゃんぽん麺である。スープは豚骨ベースである。てっぺんに生卵が割り落とされている。

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萬寿亭のちゃんぽん

具材が多様であるが、麺とともにしっかりと煮込まれており、焼きは音が聞こえるのだがそこまでは強くなく、煮が強いちゃんぽんである。ハクサイとキャベツのコントラストが案外面白い。ラーメンの麺とも分けてあるらしく、ラーメンの方が麺はストレートに見えるのだから不思議なものである。

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萬寿亭のちゃんぽん

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萬寿亭の餃子 緑が透き通っている薬味感の強い餃子と濁ったタレ

萬寿亭 店情報

  • 住所: 諫早市幸町38−27
  • 電話番号: 0957-22-8955
  • 営業日: 不定休
  • 営業時間: 11:00 - 15:00 17:00 - 21:00

Covid-19蔓延中などは営業時間の変更などがあるため、電話連絡の上訪問することを強く勧める。

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