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長崎県をDynamic Nagasakiとして見つめ直します。現在おっさんがちゃんぽん食べ歩いています。乗り物、旅行、自転車、ジョギングも!

『中華軽食 三八 本店』ちゃんぽんはないがラーメンは伝統【長崎でちゃんぽんを巡る】13

三八は長崎の味

ちゃんぽん・皿うどん・カステラと言われる長崎の味であるが、長崎県はもっと美味なものが多く、魚がここに入らないのは、修学旅行でこの地を訪れ、一泊ほどで全ての観光地を回り食事もろくなものを食べないからだろう。小学校から中学生・高校生の修学旅行世代に親と訪れるのは三八だったという方がちらほらおり、そこで食べるちゃんぽんやヤキメシは懐かしい思い出の味という。確かに、昭和生まれの世代では、どこか懐かしい味なのである。

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三八の位置関係 末尾のウェブサイトからお借りしているが、サイトでは長崎電気軌道の車両がひょこひょこと動くのがかわいい

中華軽食 三八のグループは昭和38年創業という、創業57年になる、この業界でも老舗のラーメン屋である。本店にはラーメンを主体とし、ちゃんぽんはない。店頭の表示では三八ラーメンとしているが、中華軽食 三八、中華軽食 三八ラーメンあたりが正式名称の様である。中華軽食なのに、本店にはラーメンを主体にしているところが、創業当初のおおらかな時代が垣間見える。また、お鍋に茶色くなるまでになったおでんも、この形態のラーメン食堂やちゃんぽん食堂での必須アイテムである。

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観光通に面する、九州らしい雰囲気のラーメン屋 三八

三八ラーメン

西九州のラーメンといえば、豚骨主体の少し薄いベージュ色のスープに少し伸びた様なストレート麺が多い。とにかく何かシマリがないのが、この近辺の豚骨ラーメンで、スープは「少しシャバシャバしてる」と表現され、少々水っぽいのであり、おそらく関西に所縁がある方が論評するからかもしれない。濃すぎることもなく、薄すぎることもない、ちょうど良いスープなのである。昼食と言うより、シメのラーメンとして使いたくなる様な味なのである。

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豚骨スープにワンタンが浮いている、ワンタン麺を。

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細いL字型のカウンターである

 店情報

繰り返しですが、本店にはちゃんぽんはありません。

  • 住所:長崎市銅座町10−12
  • 電話番号:0958235530
  • 営業時間:8:30-2:30(+1)

http://www.sanpachi38.info/index.html

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