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長崎県をDynamic Nagasakiとして見つめ直します。現在おっさんがちゃんぽん食べ歩いています。乗り物、旅行、自転車、ジョギングも!

『前田旅館』新上五島町 青方郷 備蓄がメインの青方で泊まれた頃、、、【長崎で泊まる】

上五島という地

上五島はいいよと言われ続けて、もう10年ほどであった。昨年の夏に同地を訪れて、また行ける日を楽しみにしている。何をするというわけでもないのであるが、出張で訪れて、空き時間で街の雰囲気だけだが、楽しんだ。

青方、有川、奈良尾、小値賀などが属する新上五島町であるが、島の形が十字架のようであるように、入江が入り組んでおり、漁港や船団基地、石油基地などの機能がある。また、集落からのフェリーや高速船も行き先が違うため、アクセスが異なる。島内は西肥バスのネットワークにより、結ばれている。

頭ケ島天主堂や青方神社、五島うどんなどが見所である。「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」に含まれる頭ケ島集落に含まれる石造りの教会堂へは、少々便が悪い。佐世保から有川へのフェリーか島内でのレンタカーなどの利用が必要である。

同島出身の鉄川与助の教会堂は有名であるが、島内には設計の寺院も点在しており、共に巡ってみるのも興味深い。

前田旅館

なんてことはない、普通の日本旅館で、風呂もトイレも共用である。ハキハキと話す元気の良い女将さんの心遣いが嬉しい旅館である。祭りの最中に伺ったため、宿帳の記載もそこそこに、宿の職員もみな出かけてしまうようなところである。古き好き、町屋が立ち並ぶ青方郷の中でも、夏にのんびりと訪れたい旅館であった。

第50代横綱 佐田の山の上五島訪問時に宿泊した旅館であるらしく、写真が残されていた。

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前田旅館のエントランス 御神灯とあるのは、青方の夏のお祭りの頃に訪問した

訪問時には青方神社の祇園祭が執り行われており、神輿が町内を巡っていき、クライマックスでは上五島の神楽が奉納されていた。宿の女将さんも一緒に出かけていき、地元の人と共に神楽を楽しんだ。

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上五島、新上五島町の青方郷の神楽

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リノベーションされている、館内でそれを反映されたようなキーホルダー

朝食

旅館朝食らしく、しっかりとした分量で出てくる。みりん干しも本土のものとは違い、身離れが良い。郷土料理の夕食もあるようで、こちらも次回には試してみたい。

夕食の予定は早めに決めて予約をしておかないと、どこも予約でいっぱいであったり、キャパシティオーバー気味なのである。夕食にあぶれそうになったら、なんのことはない、徒歩5分のスーパーマーケットに行けば、この地で揚った刺身などにはありつける。

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前田旅館の朝食

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焼き魚は味醂干しの日もあれば、一夜干しの日もあった。

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特別な日の次の朝 神楽のクライマックスで行われる餅撒きで頂いたのをきな粉餅にしてくれた

 宿情報

  • 住所 長崎県南松浦郡新上五島町青方郷1364
  • 電話 0959522122
  • アクセス:青方港が最寄りの港であるが、奈良尾や有川が長崎市や佐世保市への直接の高速船が出ている。それぞれの港から、船の到着時間に合わせてバスが出ている。上五島病院前から2分と、アクセスは良い。

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