現状とこれまで
一度は収束するかにも見えた、Covid-19の拡大ですが、長崎市内でも陽性者が出るなど、まだまだ気を抜いてフラフラとしてはいけない状況です。長崎市のこれまでの状況をここで一度振り返ってみましょう。
- 3月14日 県内壱岐市で県内第一例陽性者を確認
- 3月25日 隣接する長与町で陽性者1名を確認
- 4月16日 緊急事態措置の対象地区の全国への拡大により長崎県も対象地区へ
- 4月19日クルーズ船コスタアトランティカでクルーのCovid-19陽性者を確認。三菱重工長崎造船所香焼工場で修理中であった。乗員623人中149名の陽性者、11人の入院者がみられた
- 4月25日 休業等の協力要請開始
- 5月6日休業等要請(自粛要請)解除、20日まで遊興施設に関しては延長(のちに15日までに短縮)
- 5月14日 長崎県を緊急事態措置の対象地区から除外を発表
- 5月15日 全面解除とし、県境を超えない離島への移動も解禁
- 6月19日 国内での県境を超える移動が解禁
- 7月3日 市内第一例陽性者を確認(県内18例目)
- 以後、7月14日目までに計14例の陽性者を確認。大学病院、独法長崎市立病院機構で13例、建設業関連で1例を確認。18例目から31例目まで(19・20を除く)の一連のクラスター形成を確認
市内での陽性者確認は7月3日まで見られなかったため、様々な楽観論が見られていた長崎市内であるが、ここに来て、医療機関の職員を中心に感染拡大傾向を認めており、市内の飲食店を中心に予約のキャンセルなど、少しずつ影響が出始めている。
緊急事態措置期間の長崎市
この緊急事態措置の期間(4月16日〜5月14日)の長崎市内の営業案内を記録しておいた。ざっと写真を並べておく。店主の個性が出て、なかなか興味深い。
また、前回の緊急事態措置の頃の営業形態に戻るのか、それとも細々と続けていくのか、飲食店としても、なかなか厳しい選択であるようだが、ここにGoToキャンペーンがかんでくると、制御不能な事態にもなりそうである。