#dynamic_Nagasaki

長崎県をDynamic Nagasakiとして見つめ直します。現在おっさんがちゃんぽん食べ歩いています。乗り物、旅行、自転車、ジョギングも!

長崎県

『中華料理 牡丹園』ニンニクの効いた変わり種【長崎県でちゃんぽんを巡る】111

弓張岳の麓の中華料理店 牡丹園 創業1971年ごろと見られる。市役所の裏とも呼べるエリアに位置しており、佐世保川沿いの並木道とビビッドな赤の対比が映えるロケーションである。閑静な住宅街がこの山手には広がっており、広大なお屋敷のような敷地を有する…

『中華料理 有華飯店』(浦上名物?)トリ皿うどん【長崎で皿うどんを巡る】57

浦上エリアでよく見られるトリ皿うどん 独断と偏見であるが、トリ皿うどんというのは浦上の料理であると勝手に思っているのである。特段そういう根拠も手元にないのであるが、とにかく、そう思っているのである。おそらく、宝来軒別館という原爆資料館至近の…

『状元楼 八幡店』どこかに存在するらしい台湾テイストを求めて【長崎県でちゃんぽんを巡る】120

佐世保で伝説(?)の街中華 状元楼 台湾系のオーナー兼料理人から店を引き継いで、「ああ、SSBBBA!」という感じのおばさまが店を一人で切り盛りしているのである。サービス業についているSSBBBAというのは、大抵人が好く、細かいところまで眺めながら、づ…

「ながさき」というところ 佐世保大空襲 1945年6月28日

軍港都市 佐世保 佐世保で雨が降り続けると長崎市ともまた違った情緒が出てくる。しっとりとした空気となり、山山の樹樹が緑の色を濃くし、5月以降にもなると萌える若葉は4月の話となり、深い緑が街の各所でみられる。6月ともなると大抵は梅雨に入っており、…

『味処湯処 よしちょう』ちゃんぽん+公衆浴場+寿司で小浜は盛り沢山。。。【長崎県でちゃんぽんを巡る】110

小浜ちゃんぽんの位置付け 小浜ちゃんぽんは日本でも全国区になり、一つの料理のジャンルを確立しているかのようなそぶりをみせているが、なんのことはない、市の観光行政の賜物なだけで、やはり長崎市の華僑からの流れをくんだものである。このため、小浜ち…

『お食事処 なるほど』諫早の昭和のちゃんぽん食堂【長崎県でちゃんぽんを巡る】108

諫早の繁華街の中に位置する お食事処 なるほど 創業年代についての記載はどこにもないのであるが、昭和中期であろう。レースのカーテンや藤の衝立、赤いギンガムビニールばりの椅子といい、全てが昭和の中期で止まった様な姿をしているのである。店内の窓枠…

『共楽園』細麺皿うどん 眼鏡橋(古川町)【長崎で皿うどんを巡る】27の2 

共楽園 長崎においてちゃんぽんと皿うどんというのは大変な人気とされるのであるが、その実、なんということはない、ちゃんぽんと皿うどんしか街中で食べられるものがないのである。このため、ゴールデンウィークやら週末ともなるととんでもない人の出で、連…

『酒処・食事処 みやま』三菱重工長崎造船所そば 朝食あり【長崎でちゃんぽんを巡る】109 

造船の街 長崎を見守ってきた 酒処・食事処 みやま 1959年創業で、長崎の基幹産業である造船所の至近の店である。飽の浦から立神地区にかけての古い三菱長崎造船所のエリアで営業している。店内には三菱長崎造船所にゆかりの写真がみられ、造船所の営業カレ…

『中華料理 優』小串郷トマトちゃんぽん【長崎県でちゃんぽんを巡る】29の2 

51年目を迎え、地元で愛される中華料理 優 1971年に創業したという川棚の老舗 中華料理 優は地元の人々からも愛されており、用務先のスタッフからも、川棚といえば優というほどであるから、大変な愛されっぷりなのであろう。そして、用務先の人も出前で優…

『中華料理 有華飯店』スープうどん【長崎でちゃんぽんを巡る】57の2 

スープうどんの謎 スープうどんというのは謎の食べ物なのである。5月25日で閉店してしまった慶華園においては、肉絲湯麺としてスープうどんが位置付けられており、各店舗において多様な定義の中で提供されているものであるらしい。有華飯店においてもみら…

『五味八珍』西海市の呼子の瀬戸を望む食堂【長崎県でちゃんぽんを巡る】107 

五味八珍 大島へのアクセスに欠かせない大島大橋は本土と寺島を結んでいる。この寺島には橋と瀬戸を臨む展望台がある。この展望公園の内部には駐車スペースと三角屋根が特徴的なレストハウスが位置しており、今では五味八珍と呼ばれる中華料理店が営業してい…

『香蘭』皿うどん太麺 百合香る店内【長崎県で皿うどんを巡る】52 

佐世保駅のちゃんぽん食堂 香蘭 佐世保の中でも老舗の店舗であり、出張で頻回に訪れるものの間でも、人気というわけではないのだが、根強くリピートするものが多い店である。1968年創業で、かつては佐世保駅前地下街に店舗を構えていた。 dynamic-nagasaki.c…

『めしどころ 一楽』平戸市役所すぐの多様なちゃんぽん【長崎県でちゃんぽんを巡る】106 

ゆらぎのある平戸ちゃんぽんの定義 地名ちゃんぽんがあちこちで観光の目玉としてのイベント要員の地位を占めているのである。町興しのためのアイテム程度の存在であり、定義は大変なゆらぎを有しているので、文化人類学の学術的な意味合いというよりは社会学…

『麺屋 来人』(2023年時期不明に閉店)長崎県営バスターミナルの立ち食いうどん屋跡地【長崎でちゃんぽんを巡る】105 

取り残された長崎県営バスターミナル 西九州新幹線の開業が9月23日に迫る中、過去10年ほどの間には、さまざまな再開発計画が出ては消えを繰り返していたが、長崎駅前の県営バスターミナルの再開発は白紙となって現在に至っている。以下の記事によれば、…

『中華レストラン ニューよこはま』甘い餡の細麺 皿うどん【長崎で皿うどんを巡る】26 

プラナカン調の色彩に溢れる中華レストラン ニューよこはま マレーシアやシンガポールにはプラナカンという文化がある。プラナカンは、15世紀に福建を中心とした大陸の人々がマレーシアやシンガポールのマラッカ海峡沿岸に住み着き、ここで土着化して独自…

『長崎居酒屋 和』長崎駅前の居酒屋のちゃんぽん(?)【長崎でちゃんぽんを巡る】104 

長崎新幹線転じて西九州新幹線の開通と駅前商店街 西九州新幹線の開通が9月に迫ってきている。2015年ごろには、新幹線開通の見通しがある程度市民の間でも共有され、駅前商店街エリアはエキマエと呼ばれるくらい、新幹線の開通に伴う需要拡大を見込んで新規…

【長崎でバー巡り】その2 ドライマティーニ Bar 10c, Bar Nagata, Bar Waverley,

カクテルの王様 ドライマティーニ マティーニというと日本では、今井清 氏が思い浮かぶ。お酒が飲めるようになった頃には洋酒の中でも蒸留酒が多かったのであるが、それからしばらくして、「日本マティーニ伝説」などを手にし、サヴォイのカクテルブックをシ…

長崎くんち 2022 奉納踊りは中止、神事についての言及なし(4月28日)

2022年 長崎くんちの奉納踊りは中止 3年連続 2020年、2021年に引き続き、3年連続での奉納踊りの中止が”踊町関係者”によって決められたというニュースが長崎市内でも話題であった。理由として、諏訪神社の宮司のセクハラ問題を挙げており、Covi…

『中華料理 精華園』相浦のちゃんぽん食堂【長崎県でちゃんぽんを巡る】103 

相浦というところ 相浦は佐世保市域においてはかつての反映が見られたエリアで、早岐や江迎と並ぶ、割合古い町である。20世紀初頭には石炭の積み出し港としての位置を有していた相浦であるが、佐世保が軍港として発展しそれが急速であったため、古くに見ら…

うどん 花水喜【新規開店】讃岐風のうどんに九州のテイストを

長崎うどんから讃岐風うどんへ 毎週お世話になっている店の弟子にあたる料理人が新しく店をやるというので、行ってきたのである。Covid-19の蔓延防止等重点措置の期間に前後して、北九州や香川県まで研究旅行へ出ていたという話だけは小耳に挟んでおり、どう…

『お食事と酒 味処 こころ』ビジネス街の食堂・居酒屋のちゃんぽん【長崎でちゃんぽんを巡る】102

味処 こころ 県庁やオフィルビル官庁街であった、「ながさき」の由来となった小高い細長い岬のエリアは、県庁や県警察本部が移転した今、この丘の周辺事情も大分変わりつつある。昼時にはランチを求めてオフィスビルから人々が周囲の店舗にやってきて、夕方…

『中華飯店 ながさこ』長与の家庭的な風情【長崎県でちゃんぽんを巡る】101

中華飯店ながさこ 大村湾Zekkeiライドと称された自転車ルートのルートからほどちかく、住宅街の中に存在する中華料理店である。かつては名前の通り、さまざまな中華料理を出す店として地元でも愛されており、町中華としての立ち位置で営業していた店であるよ…

【「ちゃんぽん」とは】 その9 ちゃんぽんの調理法の誤解と煮か焼きかの好み

100店舗達成の暁 ブログを始めて、はや2年ほどとなり、週に一回程度、ポチポチとちゃんぽんのリポートをし続けてきた。たった2年であるが、閉店した店、休業した店もちらほらと見られ、それぞれのちゃんぽん食堂や中華料理店でも小さなドラマが繰り広げられ…

『中華料理 華豊』加津佐の町の中華料理店【長崎県でちゃんぽんを巡る】100

中華料理 華豊 1980年創業の南島原でも唯一の中華料理店である。田んぼの真ん中に黄色の瓦の目立つ、赤い柱の並んだ、中華風の建物が現れる。装飾は中華風であるが、建物の作りは日本的である。二代目が現在の代表を務めている。 畑の真ん中にも見える 中華…

【ながさきのみなと】 厳原港 フェリーターミナル 対馬の玄関口

異国情緒と最果ての長崎県 福江と厳原というのは長崎県民からみても、どこか遠い世界のようにも見える街であった。本土に住んでいるものからすると、気象情報や気象通報で淡々と流れてくる地名であるが、離島というということもあり、遠いどこかであった。 …

『中華料理 黄林閣』浦上の滋味あふれるちゃんぽん【長崎でちゃんぽんを巡る】99 

中華料理 黄林閣 昭和の佇まいの中華料理店、というよりも、浦上全体が昭和のころで街はそのままであるようにも見えるのである。近隣には、かつての長崎市立長崎商業高校(長商)、現在の長崎県立総合体育館や長崎市科学館も位置しているが、浦上川の右岸エ…

【長崎でバー巡り】その1 ウォッカのトマトジュース割り(ブラディメアリ)

長崎でバーを巡る。夜の艶やかな街、長崎市とエネルギッシュな夜の街、佐世保市を中心にまわるシリーズ。 ブラディメアリ(ウォッカのトマトジュース割り)を紹介する。トマトの名産地でもある長崎県において、生搾りトマトジュースを使用する古典的なセラー…

『金龍ラーメン』駅近ラーメン屋のちゃんぽん【長崎でちゃんぽんを巡る】98

大黒町エリアの金龍ラーメン 2013年5月7日にリニューアルオープンして現在の状態となっている。2013年の時点で25周年を迎えたという。出前をする旨が店頭に出ている。 2017年時点までは、大黒市場の向かいの金龍も営業していたのだが、大黒市場の閉場と再開…

【長崎弁で悩む】 その10 温度や気候についての形容詞 ぬっか きゃーこしける

長崎市内では強弱豊かに、佐世保市内では平坦に 「なんか、わざとらしいですよね」 長崎県へ出戻りでやってきて「ながさきことば」で喋っていた際、初めに職場で言われたのはこの言葉であった。県北エリアでは普通に聞こえ、普通にしゃべられているように喋…

『幸楽』大村競艇場から最寄りのちゃんぽん食堂【長崎県でちゃんぽんを巡る】97

大村競艇場 競艇発祥の地として知られる大村競艇場である。1952年(昭和27年)4月6日に開場したボートレース場である。大村市の管轄であり、税収への貢献をしていることが大村市民にとっても、どこか話題になる事項である。かつてミスタードーナツで提供され…

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