#dynamic_Nagasaki

長崎県をDynamic Nagasakiとして見つめ直します。現在おっさんがちゃんぽん食べ歩いています。乗り物、旅行、自転車、ジョギングも!

ちゃんぽん

『中華料理 太平軒』時津の街中華のちゃんぽん【長崎県でちゃんぽんを巡る】58

時津の太平軒 打ちっぱなしのコンクリートに赤い柱をアクセントとした モダンに見える建物の一階のちゃんぽん屋である。国道206号線から三重・畝刈方面へ抜ける途中となる。ちょうど昼前の訪問であったため、大して混んでいるわけでもなかったが、のちに…

『中華料理 有華飯店』浦上の学生街のちゃんぽん食堂【長崎でちゃんぽんを巡る】57

行列のできる出前の中華食堂 有華飯店 お昼の休憩どきに、Googleの地図で適当に調べて、近くのちゃんぽん屋を探すようにしている。大学や中高のキャンパスが立ち並ぶ文教エリアと住宅街の狭間にポツンと佇むのが有華飯店である。勤務するもの、学生など多く…

『楊家菜房 翠獅庭』 食堂風ちゃんぽんとヌーベルシノワのギャップ【長崎でちゃんぽんを巡る】59

福建由来のちゃんぽんがある香港スタイルの料理店 2016年創業の中華街の店舗である。中島川沿いの慶華園の兄弟に当たり、楊さんの名前が入ってるのもこれによるものである。長崎のちゃんぽんストリートにおいては、建物は最も新しく、モダンな作りという…

閉店した店たち『かたおか』『美有天』『喜楽園』【長崎でちゃんぽんを巡る】56

閉店するちゃんぽん屋 少子高齢化社会を迎えている日本社会の構図は、西の果てでも当てはまるようになっている。代替わり、高齢化などで、事業継承がうまくいかなかったりということがあるようで、次々にちゃんぽん屋は閉店しているのである。このうちのいく…

『させぼっくす99 天津包子』なつかしのちゃんぽん【長崎県でちゃんぽんを巡る】55

レストラン休業中の天津包子 天津包子は佐世保でも老舗の中華料理店である。雅叙園と天津包子が大規模な中華料理店の二巨頭として、京町エリアでの威容ある様を見せてきたが、雅叙園は2014年3月で閉店した。大宴会場を有し、長崎市のちゃんぽんストリー…

『大村湾パーキングエリア(下り)』おばちゃんが鍋ふるちゃんぽん【長崎県でちゃんぽんを巡る】54

長崎自動車道の大村湾パーキングエリア 1990年共用開始の大村湾パーキングエリアである。大村湾を見下ろす高台に立つパーキングエリアであり、ドッグエリアなども併設されている。この付近の道路はカーブとアップダウンが連続するため、軽乗用車や大型ト…

『香蘭』佐世保駅下 昔ながらの食堂ちゃんぽんの味【長崎県でちゃんぽんを巡る】52

佐世保駅高架下の人気ちゃんぽん食堂 1968年創業の50年を超える店舗で、かつてはやはり、佐世保駅前の地下街に店を構えていた。佐世保駅の高架化に伴う工事により、現在のろくてん通りに移転してきた。かつての地下街というと、お富さん、香蘭があった…

『共楽園』稲佐地区 光町 上ちゃんぽん【長崎でちゃんぽんを巡る】51の2

上ちゃんぽんとは 長崎市内ではそぼろちゃんぽんと言ったり上ちゃんぽんと言ったりする、通常あるいは並のちゃんぽんより一つ上等なちゃんぽんの一群がある。ちゃんぽんストリート(新地中華街)の店舗では、ただ高いグレードの具材を投入しただけのものが多…

『中華菜館共楽園』稲佐地区の町中華【長崎でちゃんぽんを巡る】51

古川町の共楽園の姉妹店 地元の方によると、稲佐の店舗が先でその姉妹店として、眼鏡橋の店ができたという。どちらの店が先なのか、これは大きな疑問なのである。創業60年ほどというから、この辺りは地元の出身の方との認識のズレがあるのかもしれない。創…

「ちゃんぽん」とは その6 中華料理街から脱皮していく長崎中華街 ー長崎ちゃんぽんストリート化へのみちー

ちゃんぽんストリート化する長崎新地中華街 長崎の中華街がちゃんぽんストリート化が止まらない。通常、中華街というのは、その成り立ちから、華僑会館や中華料理素材と中華料理道具、中国か台湾の茶葉を売る茶屋、中華菓子を売る菓子屋、中華雑貨を売る雑貨…

『ちゃんぽんですかい 日本航空』お選びいただいた麺料理【日本の空でちゃんぽんを巡る】番外 S

数ある麺料理の中からお選びいただいたちゃんぽん 日本航空的言い回しからすると、こうなる。機内での放送でも「数ある航空会社の中から、日本航空をお選びいただきまして、ありがとうございます」とやるのであるから、やはりちゃんぽんをそのような世界的航…

『思案橋ラーメン』怪しげな熱気漂う観光スポットとコアなバクダン狂【長崎でちゃんぽんを巡る】53

福山雅治氏をめぐる様々な神話 長崎市の有名なひとといえば、福山雅治という人がいるらしい。いるらしいというのは、筆者は特には興味がなく、興味があるのはその流布している風説の方である。一緒にバンドメンバーであったというものや合同でライブを企画し…

長崎で拌麺(パンメン)を巡る その5 中華菜館 福壽 ニラ拌麺 コース料理限定

「ここのそぼろ皿うどんは拌麺に近いような気がする」からの始まり 「ここのそぼろ皿うどんは拌麺に近いような気がする」と呟くように聞いてみたのが始まりである。「韮がある時には厨房に頼んだらできるかもしれない。ニラレバとかの時に。。。」とのことか…

長崎で皿うどんを巡る その18 翠雲閣 太麺

交通至便で出前の多いちゃんぽん食堂 大波止のバス停から一本路地を入った店舗である。トーカンマンションの一階の店舗用スペースにあるちゃんぽん食堂で、電車通り(路面電車の走るメインとなる道路)から駐車場を経由してアクセスしやすいところにある。 …

長崎で拌麺(パンメン)を巡る その1 中華料理 康楽

長崎華僑の総本山(だった)康楽 繁華街のビルのオーナーになり、Covid-19下での苦境下でも家賃の値下げもしないという新興華僑の勃興と対照的に、古くからの華僑はここのところあまり大きな話を聞かず、観光客の激減で、3店舗の全館休業日も見られている江…

佐世保『中華料理 四海樓』原点に忠実だが自由な五目ちゃんぽん【長崎県でちゃんぽんを巡る】50の2

佐世保 四海楼再訪 付近で用事があり、再訪となった。ウェブの評価は相変わらず、こんなところで何を求めようかというサービス面のことが書かれているが、ちゃんぽん食堂から少し進んだ中華食堂なのだから、このサバサバっとした流れからの最後の親近感をわ…

【「ちゃんぽん」とは】 その5 長崎(県)でちゃんぽんを選ぶ 6選(50店舗訪問記念)

長崎(県)でちゃんぽんを巡って50記事 「どんなちゃんぽんを食べているかを言ってみたまえ。君がどんな人であるかを言い当ててみせよう。」 長崎県で選んだちゃんぽん店6選 1. 中華菜館 福壽 2. 中華料理 永楽苑 3. 天石上海楼 佐世保らしいスープのちゃん…

佐世保『中華料理 四海楼』原典に忠実!【長崎県でちゃんぽんを巡る】50

佐世保 四海楼はもと住宅展示場であった 普通の中華食堂の雰囲気の店内である。「食事中以外は、マスクの着用をお願いいたします」と上手でもない字で書かれ、アルコールの手拭きが提供される以外は、当世風や華僑の日和ったメニュー構成でもなく、本家四海…

『純中華料理 天天有』「しまりのなかやろ」往年の輝きは過去のもの【長崎でちゃんぽんを巡る】49

中華料理といえば天天有だった時代 華僑の店が多くある中で、長崎の人たちの中華料理といえば、天天有であった時代があるという。長崎中華街はちゃんぽんストリートとなり、どこからも、中華料理の愉しみが消えていく中、ここもちゃんぽん食堂の雰囲気となっ…

『大八ラーメン 新戸町』ニュー戸町の長崎らしいラーメン食堂【長崎でちゃんぽんを巡る】48

戸町というところ 戸町には旧い戸町、新戸町、上戸町がある。私はOld Tomati、New Tomati、Upper Tomati、Deep Tomatiと呼んでおり、在住の人々をしげしげと眺めて回るのが好きである。ここに住む人をTomatinとウイスキーのような名前で呼び、Tomatin蒸留所…

『慶華園』[2022.5.25閉店] 観光地の「華僑らしさ」【長崎でちゃんぽんを巡る】44

2022年5月25日に閉店予定となる 長崎市内でもちゃんぽん屋、ちゃんぽん食堂の閉店がチラホラと見られるようにはなってきたが、老舗の一つでもあった慶華園の閉店がSNS上で伝えられた。あとひと月ほどであるが、ゴールデンウィークの時期も相まって、今までの…

『中華・軽食 李花』諫早市本明川沿い異色の生麺ちゃんぽん【長崎県でちゃんぽんを巡る】47

中華・軽食 李花 本明川沿いの、諫早らしいエリアであるが、市の繁華街からは少々離れたところにある。中華・軽食とあるように、中華料理店というよりは、食堂である。創業42年になると言われている。なかなかの人気のようで、ひっきりなしに車で乗り付け…

『大善』佐世保駅下の野菜炒め載せラーメン。。。【長崎県でちゃんぽんを巡る】46

佐世保駅の旧駅前地下街 佐世保駅前は、この30年で大きく変化した。JR佐世保駅が高架化したことに伴い、駅舎内の様子も変化し、駅前に地下街があったものも、地上に移設されるなど、以前の面影で残るものはホテルの入っているバスセンター程度であろう。駅…

『中華菜館 福壽』蒸し鶏入り湯麺 <裏メニュー>【長崎でちゃんぽんを巡る】4の4

福壽の裏メニュー麺料理は唐灰汁強めちゃんぽん麺の応用が見られる 長崎県の発令した緊急事態宣言もその終了が見えてきていた2月の初め、いつもの看板を見てみると、蒸し鶏入り湯麺なるメニューがあった。 福壽店頭のいつもの立て看板 おそらくは夜のコース…

『上海料理 龍園 新館』中華街の新華僑のちゃんぽん【長崎でちゃんぽんを巡る】45

新華僑の中華街進出の一つ 元々春木町にあった後移転し、江山楼向かいの宝来軒の跡地に居抜きとして入ったらしい。家具はそのまま、絵画や飾り付けは龍園のものということで、元々やや殺風景だったものが、より大陸的な情緒の中に見られるようになってきてい…

『中華和風料理 満福』名物たっぷりの店の食堂ちゃんぽん【長崎でちゃんぽんを巡る】43

くんち一筋の満福 中華和風料理とはなんだろうかと思うところから、この店への興味は始まる。メニューは以下の通りで、炭水化物たっぷりの確かに日本人好みの店である。中華飯店とメニューでは書かれており、この標記のばらつきは大変気になるところである。…

『Red Lantern』出島ワーフ、観光地のちゃんぽん【長崎でちゃんぽんを巡る】42

出島ワーフの観光客向け中華料理店 長崎市内での観光スポットはあまり多くはない。浦上エリアと大浦・出島・新地のワーフエリア、旧市街地エリア程度である。浦上エリアには原爆関連の史跡やカトリック関連の史跡がみられる。出島を中心とした新地・大浦エリ…

『海山』西海市大島 旧炭鉱 現造船の街らしさ【長崎県でちゃんぽんを巡る】41

西海市大島 大島には以前、炭鉱があったという。この西海の離島には、北から、大島、崎戸、松島、池島と炭鉱が並んでいた。池島は2001年に閉鉱となった、日本でも最後の炭鉱であった。大島炭鉱は1935年、三井系の三井松島により開鉱し、1970年に…

『 味美』家庭で作られるちゃんぽんらしさ【長崎でちゃんぽんを巡る】40

昭和の町、長崎の家庭の味、味美(”の”が多い) 味美と書いてあじよしと読むらしい。この地で50年続く食堂らしく、うなぎの寝床のような土地で、入り口入ってすぐには階段がつくられており、昭和の食堂らしさが見える。夕月という、またこれは長崎洋食事情…

『中華菜館 福壽』五目麺と五目焼きそば【長崎でちゃんぽんを巡る】4の3 2022年は9月23日よりスタート

福壽の秋の新メニュー、五目シリーズ 風が冷たくなり、少しずつ冬の影がチラつき始める、10月である。長崎の10月はくんち前後の上旬までは、夏の日差しがまだ残り、秋の気もなく、そのまま冬の風が吹き始める。その時期に福壽の店頭には、何やら新たな新…

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