#dynamic_Nagasaki

長崎県をDynamic Nagasakiとして見つめ直します。現在おっさんがちゃんぽん食べ歩いています。乗り物、旅行、自転車、ジョギングも!

ちゃんぽん

『来々軒』福江商店街のちゃんぽん食堂【長崎県でちゃんぽんを巡る】85

来々軒 1959年創業という福江の中心部でも数少ないラーメン食堂である。二代目まで店が続いているなどというのは、やはり福江だからだろうか。長崎市内では見られないような傾向の店が多いのである。食堂であるから、一般的なランチメニューも扱っている…

『牡丹』(Covid下ではAirport) 長崎空港でいただくちゃんぽん【長崎県でちゃんぽんを巡る】84

長崎空港でちゃんぽん 長崎のメインの空港である長崎空港であるが、ここにもちゃんぽんを提供するちゃんぽん屋がある。この空港を利用するものは長崎県の南部エリアに住むものが多く、佐世保市などの県北に住むものは福岡空港を利用する場合がある。これは空…

『山勝食堂』諫早駅の老舗食堂 IISAに移転【長崎県でちゃんぽんを巡る】83

諫早駅の古くからの食堂 1926年に創業という、諫早でも老舗となる食堂であり、かつては諫早駅の前の道路に面して、角のところに建っていたが、諫早駅の新幹線駅建設に伴い、駅前の再開発が行われており、諫早駅の構内に移転することとなった。一階の飲食店街…

『morimori』長崎新聞社でも野菜炒め載せラーメン【長崎でちゃんぽんを巡る】82

全国で活躍する五島の人々 案外といっては失礼なのだが、島原や五島の人々は日本各地で活躍している。ヤクルトの松園尚巳氏は五島の三井楽の出身であるが、スワローズのオーナーでもあり、一時期には長崎新聞社の社長になった。その頃に持ち込まれた1931年式…

『平安食堂』福江港湾地区の昭和の食堂【長崎県でちゃんぽんを巡る】80

福江の大波止 大波止というのはどこかロマンのある響きである。長崎市における大波止はあまり大した響きでないことを感じるのだが、波止場から来る遠いところへ行けそうな言葉の響きが旅情を掻き立てる。福江にも大波止がある。 石田城址の海側に沖合展開し…

『宝来軒』五島福江のターミナル側の豚骨ベースのちゃんぽん【長崎県でちゃんぽんを巡る】81

五島の宝来軒 地図を見ればわかるように徒歩で福江の市街地へ向かう際に島で初めて見る建物になる。赤の板を見ると、五島に来てまで、またちゃんぽんかと思う向きもあるだろうが、五島もしも五島となると長崎文化圏であるから、やはりうどんではなく、ちゃん…

『中華料理 永盛楼 本店』問屋街のちゃんぽん食堂【長崎でちゃんぽんを巡る】79 

問屋街から市場、飲み屋の並ぶ銅座町のちゃんぽん食堂 長崎市の中心部においては銅座・思案橋と言われるくらい、ひとまとめにされている繁華街がある。これには大抵、船大工町・本石灰町(もとしっくいまち)も入っているのだが、大抵、銅座思案橋と呼ばれる…

『食堂 さかえ屋』県立体育館横のちゃんぽん【長崎でちゃんぽんを巡る】78

長崎県立体育館横のちゃんぽん食堂 さかえ屋 長崎の辺縁の集落において、ちゃんぽんは大切な昼食のメニューであり、出前がまたそれぞれの家の食卓に彩りを添える。古いのだけど、大抵はどこかの食堂からの流れを汲むのか、長くその地で親しまれている食堂が…

『ひまわり食堂』ソレイユ吉井の家庭のちゃんぽん【長崎県でちゃんぽんを巡る】77

佐世保の北西にはかつて、北松(ほくしょう)と呼ばれた地域があり、北松浦郡のエリアである。現在は佐々町だけが取り残されている。佐世保の人々は「北松の人」と呼んでいた。佐世保を中核都市とする長崎の(本土の)県北エリアからはあまり交通の便は良く…

『中華料理 康楽』ビビッドな見た目のソボロちゃんぽん【長崎でちゃんぽんを巡る】17の2

康楽のソボロちゃんぽんこと、「ソボちゃん」 長崎の来訪者にとってもそろそろ有名になっているのが康楽である。観光で来る人々にも名が知られているためか、若い人々も多く見られるようになってきた。大抵はちゃんぽんか皿うどんを食べて、なんだか喜んでい…

『三八ラーメン 大浦』昭和の香りが色濃いちゃんぽん食堂【長崎でちゃんぽんを巡る】75 

三八ラーメンの支店ではないものの。。。 まず、三八ラーメンのおさらいからである。長崎のまちっこのソウルフードであるらしい、中華軽食というジャンルの店なのである。 dynamic-nagasaki.hatenablog.com dynamic-nagasaki.hatenablog.com dynamic-nagasak…

『中華料理 神戸』大浦の町中華【長崎でちゃんぽんを巡る】74

大浦地区の中華料理店 大浦地区は新しい町である。江戸時代の頃には、出島道路の出口あたりで、長崎の旧市街との繋がりは細くなり、電車通りとなっている国道499線あたりまでが当時の海岸線であったという。その先の、大浦川の川沿いエリアが、元々の大浦…

【「ちゃんぽん」とは】 その8 上等なちゃんぽんとは? そぼろちゃんぽん 五目ちゃんぽんと呼ばれるもの

長崎における上級ちゃんぽんの位置付け そぼろちゃんぽんをはじめとする一つ値段の高いちゃんぽんは、そぼろちゃんぽんとか五目ちゃんぽんとか、上ちゃんぽんなどと称され、通常のちゃんぽんとは別の括りにおいて、メニューとして定義されてきたのが、本来の…

『中華料理館 会楽園』「スープうどん」とは何か?【長崎でちゃんぽんを巡る】20の3

会楽園 ちゃんぽんストリートにおいて、老舗中の老舗として、観光客の多い店である会楽園である。地元のまちっこは平日昼間にやってくるランチのおばちゃん陣、企業の宴会で上階の宴会場を使用するものがいる程度である。福壽の地元率の高さからすると、道一…

『鉄板焼と食事の店 一休食堂』脂の染みた食堂のちゃんぽん【長崎でちゃんぽんを巡る】73

歴史ある興善町の食堂 長崎の由来は、この興善町から旧県庁、それ以前は幕府の奉行所、さらに昔は教会堂が置かれていたという、細長い岬であるという。江戸町にはそれを誇らしげに掲げるプレートがあるが、長崎県民からすると、そんな見るかげもないような名…

『中華菜館 福壽』そぼろちゃんぽん【長崎でちゃんぽんを巡る】4の5

そぼろちゃんぽん・五目ちゃんぽん・上ちゃんぽん そぼろちゃんぽんは、ちゃんぽんストリート(通称 長崎中華街)でもよくある、いわゆる特上ちゃんぽん・上ちゃんぽん、五目ちゃんぽんの類である。少し、具のグレードや量が増えるというのが一般的で、ちゃ…

『中華料理館 会楽園』激赤ちゃんぽん 韓国風ちゃんぽんの長崎上陸か?【長崎でちゃんぽんを巡る】20の2

韓国風(?)ちゃんぽんの長崎上陸? 辣(ラー)ちゃんぽんとして、長崎市内でも中華系のルーツの新興の人々の店舗で見られていた紅ちゃんぽんが、ついに老舗のちゃんぽんレストランに登場したのである。筆者は朝鮮半島におけるちゃんぽんはいただいたことが…

『浜屋 ファミリーレストラン』食券スタイルで昭和の名残【長崎でちゃんぽんを巡る】72 

平均年齢70代のファミリーレストラン 急峻な坂の西の果て、長崎市においては、高齢者の出てきてたまる場所というのは案外少ない。定食をやっている中華街の店舗か、浜屋のファミリーレストラン程度になり、彼らの勝手知ったる生息領域は喫茶店の閉店やチェ…

『しばた食堂』佐世保競輪場そばの食堂【長崎県でちゃんぽんを巡る】71

現在も公共施設の立ち並ぶ佐世保市稲荷町 佐世保の干尽地区は、1924年の国土地理院の地図においては、射撃場が福石地区に隣接して置かれ、そのさきは佐世保市内の白地図エリアつまり軍事関連施設が置かれていたエリアである。戦後、軍関連の施設は大抵は…

『お食事処 笑店』島原青果市場のちゃんぽん【長崎県でちゃんぽんを巡る】68

島原新港 工業団地内の食堂 お食事処 笑店 わざわざ、行くものはいないだろうが、近くを用務で通りかかり、昼食どきであったため、利用したのだ。お食事処 笑店は島原鉄道の三会駅からすぐ、島原新港三会工業団地内にある。稲作より野菜や果物の生産が知られ…

『中国料理 西湖』具は少なめ、ちゃんぽんストリート調【長崎でちゃんぽんを巡る】69

長崎ちゃんぽんストリートの歴史 閉店した店も実は多いのが長崎ちゃんぽんストリートであり、旧い地図を見ると、この変遷がわかる。この辺りについては、また資料の蓄積があった際に、ちゃんぽんの総説記事としてまとめてみたい。 手前の黄色の瓦が老上海飯…

『中華飯店 三吉』街中の演劇ちゃんぽん食堂【長崎でちゃんぽんを巡る】64

電車通り沿いの中華飯店 三吉.. 屋号には疑問符が多くつく 看板には「三吉..」と大書してあり、この「.」が屋号に含まれているのかどうかは議論が必要である。中華飯店とうたっているが、メニュー構成から見ても、中華という項目は見当たらず、このあた…

『味幸』佐賀との県境のドライブイン食堂【長崎県でちゃんぽんを巡る】67

国道207号線沿いのドライブイン食堂 味幸 長崎県と佐賀県を結ぶ道路には、松浦から唐津方面、諫早から鹿島方面、佐世保や大村から有田や鹿島方面に抜ける国道や県道が細かく張り巡らされており、高速道路の機能を補助する役割がある。それぞれの道路はト…

『彼杵の荘』くじらちゃんぽん サイクリングの一休みにも【長崎県でちゃんぽんを巡る】66

人気の道の駅、彼杵の荘 彼杵というところは、長崎街道で、嬉野、武雄に抜けていく、峠の入り口の街である。この嬉野に抜けていく、なだらかな峠道は、サイクリングのルートとしても好適である。そこまでキツいものではない登りを、田んぼの間を縫うように上…

『扇屋食堂』大村駅前の昭和の香り漂うちゃんぽん【長崎県でちゃんぽんを巡る】65

大村駅前の食堂 扇屋食堂 大村駅前にはいくつかの食堂や定食屋が並んでおり、国鉄時代以前を偲ばせる駅舎とともに、どこか懐かしい風景を形成してる。大抵こんなところには、長崎県内ではちゃんぽんがあるものである。 確認できる範囲では、扇屋食堂は40年…

『ぎおん本舗 大村』大村寿司とちゃんぽんの取り合わせ【長崎県でちゃんぽんを巡る】63

大村寿司のぎおん本舗でちゃんぽんを頂く おすもうさんの写真やグッズ、場所中のキャンペーンも行われているぎおん本舗である。大村ずしの大きな看板が上がる店であり、バイパスからも視認できる。以前紹介したやまと、梅ヶ枝荘など(あをばは閉店してしまっ…

『八重食堂』大村港湾の大衆食堂のちゃんぽん【長崎県でちゃんぽんを巡る】60

大村の港湾部の大衆食堂 大村には食堂が案外細々と残っており、それも大衆食堂という範疇の店舗があちこちに見られる。中華食堂という部類には入らず、古式床しい、唐揚げ定食や野菜炒め定食といった雰囲気のものがある大衆食堂が多いのも大村の特徴である。…

『角ずし やまと』大村寿司とちゃんぽんの取り合わせ【長崎県でちゃんぽんを巡る】62

おじいさん、おばあさんのファミリーレストラン やまと 長崎空港でも人気の緑色のパッケージの角寿司の有名店である やまとは、実はおじいさん、おばあさんにとってのよそいきのレストランでもあるらしく、ファミリーレストランよろしく、皆が銘々、好きなも…

【「 ちゃんぽん」とは】 その7 長崎市のちゃんぽん屋のチェーン店・姉妹店

長崎でちゃんぽんを巡る その27の附としていた記事だが、なかなかひとところに止まらない雰囲気となりつつあり、連載の項をかえることとした。 長崎市の店の暖簾分け、チェーン形成事情 三八ラーメン よこはま 共楽園 dynamic-nagasaki.hatenablog.com 獅…

『あたりや食堂』波佐見の居酒屋のちゃんぽん【長崎県でちゃんぽんを巡る】61

波佐見のあたりや食堂 Covid-19下では、夕方以降の大規模な飲み会の予約が入らないのであるから、なかなか厳しい様であるが、昼間にはいつも車が駐車されており、そこそこの繁盛はある様である。 お世辞にはあまり綺麗とは言えないし、大抵の食堂は昔はこう…

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